記事一覧

自分の国を自分で守るために、必要なもの。

なんだかんだいって、日本の国防費は世界でも指折りなわけですが、これ以上国防を強化するためにマンパワーを投入するようなら、婦人の役割は次世代の兵隊を産むことです。自分の国を自分で守るために、自分たちでおカネを出して、外人部隊を雇ったら、終わりの始まりです。古代エジプトも古代ローマもそれで滅びましたね。だから、自分の国を自分で守るために必要なものは、安心して産める職場環境です。各政党とも、どこまで本気...

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大河ドラマ『平清盛』の敗因。

他の映画を見た上での考察という記事なので、清盛カテゴリではなく映画カテゴリ。ドラマ未見の方は適宜回避なさってください。で、視聴率低迷の原因は、いろいろあったわけですが……。テーマがはっきりしなかったことと、打倒天皇制の意味を持ってしまったことは、平成の世には受け入れられにくかったかと思います。じつは時代劇というのは、老中などの上流武家を悪徳政治家、奉行以下の役人をその手先である官憲と考えて、それに対...

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1963年1月、井上和男『無宿人別帳』松竹

どうやらここが死に場所だぜ。原作:松本清張 脚本:小國英雄・井上和男 撮影:堂脇博 美術:芳野尹孝 音楽:池田正義 殺陣:二階堂武江戸期日本経済の底の底。権力と財力とド根性。どこに男の夢がある。脚本家の名前に期待しつつ。松竹の面目。冒頭から意欲的なカメラワークと「やってるやってる」と言いたくなる編集、異様なロケーション、破格のセット。日本のフィルムノワールは本当にとんがっていました。能舞台まで建て...

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BLの本質と、手塚治虫『MW』の本質と、創作物一般に関する注意。

若者が酒場で年長の男性から一杯おごられて、ぼくにも運が向いてきたと感じる。男性が読むと「なんでそうなるの」って思うわけですよね。これはゲイバーの話なのか?でも女流の作者はそうではないという。男色小説などと呼ばないでほしいという。じゃあなんで男の子がそういうふうに思ってしまうのか?女流の脳裏に「男の世界では、ストレート(異性愛者)が気まぐれを起こすことがある」という先入観があるからですね。三島由紀夫...

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ほんとうにトランスゲイなら、きもち悪くてBLを読めません。

もし女性が「少女キャラクターが単なる性的いたずらの対象として考えられているような作品は、きもち悪くて読めないわ。女性に失礼だわ」と思うなら、トランスFtoMがBLを読んだ時にも、そう思うのです。女みたいな顔した男が「それでも男か」と揶揄され、暴力の対象にされる。ほんとうにトランスゲイなら吐き気がすると思うはずです。このコペルニクス的転回に気づくと、女性(なかんずくフェミニスト)による弱者特権というB...

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BLとゲイも、別です。

実在の同性愛の男性は、男同士の話題を、ストレート女性と共有したいと思ってないです。ここたいへん重要です。ごくたま~~に「俺もBLが好き。よく読む」というゲイもいます。が、あなたが入ったその店にいるとは限りません。そのカウンター席に座っている殿方は「殴ってやりたいほどBLがきらい」と思っているかもしれません。残念ながらゲイの世界にもDVはあります。同性愛者だから非暴力とは決まっていません。テレビタレ...

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「同人はフェミとは別」とは、あなたが自分で守る注意です。

BLというのは、端的には「男性に女役を振る」というだけの話です。それを女性の一部がひじょうに面白がるので、創作家と出版社の一部にとってはいい稼ぎになると。それだけのことですね。それを社会学的見地から見れば「日本において、女性の役割とはこういうことだと考えられていることが読み取れる」となります。ファンの一部にとっては「自分の見合いのめんどくささや同級生が結婚してしまったくやしさを忘れて気軽に感情移入...

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同性愛者は、アダルトチルドレンではありません。

彼(女)らは、一人前のおとなとして認められたいのです。いつまでも男同士(女同士)で遊んでいるなどと言われたくないのです。彼(女)らは現実逃避しているのでもありません。結婚という制度に乗せてもらいたいのです。彼(女)らは、おはなしの登場人物だと思われたくない。テレビの中の「役柄」だと思われたくない。現実の一部として認められたいから人権運動しているのです。可能なら育児の責任も負いたいと思っています。だ...

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BLの感情移入。

じつはBLしか読めないというのは、勘違いされやすいですが、女性キャラクターに感情移入できないんじゃなくて、リアル男性に感情移入できないのです。ごく当たり前の男性に対して、対抗意識を持ちつつも「まぁこんなもんだ」と割りきって付き合うということができない。彼らを主人公にした作品を鑑賞することができない。「いや、したくもない」という時、BLしか読めない・読まないということになるのです。その「野暮ったい普...

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男性文化に違和感ある人が新宿二丁目へ行くと、寂しい思いをします。

戦争映画でも、時代劇でも、カッコいい場面であればあるほど「プッ」と吹き出してしまう女性というのは時々います。ミリタリー趣味や、それに準じた重厚な男性ファッションにも違和感があって、「引く」とか「笑える」とか言っちゃう。女性自認が確立しているわけで、女のほうがえらい・正しい・センスがいいという女性ナルシシズムが強く、男性に対抗意識があり、そのぶん男性中心社会の中で損させられているという被害者意識もあ...

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Misha

Author:Misha
スマホ時代にさからう評論系長文ブログ。冷静に通読できる大人の読者様を想定しています。

「若い人」に直接呼びかける文章は、18歳以上のヤングアダルト対象です。高校生は受験を最優先してください。

書く人は、新旧とりまぜて映画とアニメを見ながら文芸書に取りくんでみたり、昔の漫画を思い出したり、お国の先行きを心配したりしております。

記事中の色つき文字は、映画中の台詞・挿入歌からの引用です。あらすじは、あまり申しませんので、楽しみに御覧ください。取り上げる作品は、暴力・エロスなど特殊な要素を含んでいることもあります。

ときおり、耽美・BL・同人・LGBTに言及します。いずれの分野からも、偏見と差別と自虐がなくなるといいと思っております。

「二次創作の責任を二十四年組に押しつけるな」「実在同性愛者に甘えるな」が基調です。

全体として、二十四年組ファンが社会学者に物申すという珍しい構図。一部勘違い同人を叱責することによって全体を守るという意図もあり、ときにかなり辛口です。

記事は時々予告なく手直し・削除・分割しております。保存は個人的閲覧の範囲で、お早めに御随意に。転載・改変利用は固くお断り申し上げます。

解題


Casketとは、玉手箱。

でも検索すると棺桶がならびます。来世まで持っていきたい好きな作品の記録帳とご理解ください。