15, 2015
【著作権の件① ~二次創作は著作権法違反か。】

以下は、渋谷達紀『著作権法の概要』(経済産業調査会、2013年9月初版)読了にもとづく個人的理解です。渋谷自身が大学の研究者として、実際の判例にツッコミを入れるという要素のある本なので、実際の裁判官の考え方は違うこともあります。なお念のため、日本限定です。【例題】ある男性漫画家の作品は、少年漫画らしい眉毛の太い少年たちが「運動部における特訓の成果によって強敵に勝つ」という物語を演じるもので、読者の心に...

【著作権の件① ~二次創作は著作権法違反か。】

 15, 2015   -

 15, 2015
【著作権の件② ~二次創作許可マーク。】

複製権を無償で手放すと、海賊版売り放題なわけで、正規品は売れなくなります。翻案権を無償で手放すと、映画化し放題なわけで、著作権者は莫大な権利料を受け取れなくなります。キャラクター商品についても、いちいち権利料を受け取りたいです。が、「二次創作だけは無償で許可してやりたい」というので考え出されたのが二次創作許可マークですが、それはもともと著作権の侵害に当たっていない可能性もあります。原作者とは別人に...

【著作権の件② ~二次創作許可マーク。】

 15, 2015   -

 15, 2015
【著作権の件③ ~パロディ推奨の思い出。】

1970年代の学童雑誌には、すでに掲載されたプロ漫画作品から1コマだけが抜き出して掲げてあって、そのフキダシの中がまっ白くなっており「ここへ自由な台詞を入れてみよう」と読者投稿を募る頁がありました。『笑点』の大喜利みたいなもので、投稿者によって言うことが違うから面白いわけです。編集部の意図としては、郵便葉書に台詞だけを書いて送ってくれればいいわけですが、中には画像そのものを丁寧に模写したものへ台詞を書...

【著作権の件③ ~パロディ推奨の思い出。】

 15, 2015   -

 15, 2015
【著作権の件④ ~出版社の権利。】

引き続き、渋谷達紀『著作権法の概要』(経済産業調査会、2013年9月初版)による個人的理解。実際の裁判官の判断とは違うことがあります。【出版権。】著作権者が設定すれば(つまり許可すれば)出版者/社は特定の作品をそのまま複製し、頒布する権利を専有します。他社が勝手に特装版を売り出していれば、やめさせることができます。コピーを大量にばらまく人がいて、正規品が売れなくなれば「ああいうの逮捕してください」とい...

【著作権の件④ ~出版社の権利。】

 15, 2015   -

 15, 2015
【著作権の件⑤ ~ドロロンえん魔くんのユキちゃんから考えてみる。】

ずいぶん昔のテレビアニメの話題で、まずは単に「好きだった」という話です。永井豪(とダイナミックプロ)原作アニメにおける主人公少年のパートナーで、番組の「マドンナ」として、白い振袖を着た少女が登場するのですが、その裾が短くなっていて、ミニスカート状態になっているのです。もちろん生脚むっちり。振袖で女らしく装うことと、動きやすさが両立されていて、子供心にも素敵なアイディアだと思いました。現実に真似する...

【著作権の件⑤ ~ドロロンえん魔くんのユキちゃんから考えてみる。】

 15, 2015   -

 04, 2015
【著作権法を厳密に適用すればするほど。】

二次創作を立件することは難しくなります。原作への依拠性を証明する証拠をそろえることが難しいからです。たとえ非親告罪になっても、検察官が証拠をそろえなければならないことは同じです。【そもそも裁判とは。】じつは被告を守るためのものです。「悪いに決まってる」と思い込んだ一般市民による私刑のほうが、エスカレートしやすいからです。その前に第三者が割って入って「万人が納得できる証拠を見せてください」というのが...

【著作権法を厳密に適用すればするほど。】

 04, 2015   -