記事一覧

男が男についていきたがる時。

『負けて、勝つ』第5回を参考にすると、男が男に向かって、「どこまでもおともする♪」とか、「一生ついていく♪」とか、「いつも貴男のことを一番に考えてる♪」とか言い出した時は、裏切るフラグなのね (´・ω・`)ドラマ中では、次郎は本当に他と取引したことを吉田に見抜かれて言い返せなかったのか、本心から彼の運が下り坂に向かう前に引退させてやりたかったのを曲解されて憤ったのか、どちらとも取れる描き方になっていた(と...

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『雷電』見てたら能と歌舞伎ってどう違うのって中学生にきかれたから

とりあえず「能の人は化粧しない」と言っといた。面をつけてるのが能で、「隈取」という化粧をしてるのが歌舞伎だ。面をつけないでやる能もあるが、この時もドーランは塗らない。能の女性役は白い顔の面をつけるが、「その下の顔にもおしろいを塗って面と首との境目を隠す」ってことはしない。能は女性らしい作り声にもしない。肩幅をせまく見せる・背を低く見せるなどの工夫もしない。基本のポーズは男女役共通で、その点ではバレ...

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悪魔の花嫁と清盛はちょっと似ている。

天パ、赤い鳥の羽根、おとぎ話の一節など、ちょっとしたアイテムを生かして皮肉のきいた一話完結ストーリー、短編をまとめるのは上手いんだけど、皮肉をテーマにしてしまうと長編は収拾がつかない。ちょっと似ている。男性が決断力と勇気を示すことによって、姫と世界が救われる……というタイプのおとぎ話を否定するところから入ったのが、悪魔の花嫁だ。男は弱い。必ず裏切る。だから女は捨てられる前に、みずから愛する男を手にか...

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能と歌舞伎とバレエの違いを感覚的に。

もちろん「個人的な感覚を述べた小稿に過ぎません」と前置きして。実はですね。近所のコンビニのレジ奥に虎徹さんのフィギュアが一体飾ってあるですね。夏にやってた一番くじの景品の残りらしい。その立ち姿が気になるのですわ。腹を突き出したS字曲線を形作っており、腹筋・背筋が弱いように見える。ヒーローの立ち姿ではないように見える。アメコミのヒーローはもっと肩幅があり、じゃっかん前かがみの姿勢でそれを強調するです...

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トラックバックテーマ 第1582回「今年1番楽しかった事は?」

トラックバックテーマ 第1582回「今年1番楽しかった事は?」清盛のおかげでいろいろ考えることができて楽しかった……かもしれない。...

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仮面劇をミステリの素材にすれば。

「仮面」という素材を強調したいなら、すりかえトリックしかありえない。もう2年くらい前になるかもしれないけど、NHKのドラマで“京都在の女刑事&骨董屋の娘で鋭い鑑定眼をもつ女性のコンビが骨董品にまつわる事件を解決する”っていうのがあった。京都が舞台という風情と、中年女性ふたりのコンピというアイディアが面白かったんだけど、肝心の骨董品のあつかいが浅薄だったのと、事件がありきたりな男女の痴情のもつれによる...

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【広義の第二次ベビーブーマー】

第二次ベビーブームというと、1972年前後に年間出生数が200万人を超えた驚異的な時期を指すが、じつはその数年前から、年間出生数が190万人内外の年が続くという、現在では考えられないような現象が起きていた。三島由紀夫は「男は27歳くらいが一番いい」と言った。20歳の若造よりも、少し世慣れて遊び方もスマートになり、しかもまだ中年太りはしていないからだそうだ。かつて男性は、その27歳くらいで見合い結婚して、29歳頃に第...

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【失われた80年代】

1970年前後に生まれて、1980年代を十代の少年少女として過ごし、バブル景気のおこぼれに預かって、(その一部が)豪華フルカラー同人誌などを目にしてきた人々は、1990年代初頭に成人すると、みずからの人数の多さによって、就職氷河期の当事者となった。1969年生まれは、大学入試の「足切り」を経験している。入試で得た点数が合格ラインに達しながら、人数が多すぎて入学させてもらえなかった。翌年に入試を受けなおし、新入生と...

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【74年組。】

出生数の多かった時期のトリとなる、1974年に生まれた人が、今年40歳になる。きりがいいので、(無理やり)振り返ってみようと思う。 ※一消費者による回想で、業界の裏話は聞けない。彼らは、宇宙戦艦ヤマトが発進した年に生まれた。ピンクレディを盛んに歌真似し、ファーストガンダムの玩具を買ってもらったはずだけど、実はほとんど覚えていない。小学校に入学したのは、1981年。この頃から、すでにアニメは子供達への訴求力を...

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【お手伝いさん要請講座が必要だろうか】

サウジアラビアの女性は元気だそうだ。女性専用商工会議所があって、男性ガードマンに警護されており、中は受付・メンバーである経営者たち・会頭まで、すべて女性。女性だけだから、女性が働きやすい職場ができる。静岡新聞7日付け夕刊のコラム欄『窓辺』(静岡銀行社外取締役、藤沢久美氏の担当回)による情報だ。文章は「日本でも、男性がつくった職場を女性向けに改造するのでなく、まずは、女性による女性のための、女性が働...

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【漫画雑誌サイズのタブレットPCはできないだろうか】

デジタル漫画ダウンロード購読、専門端末。べつに専用でなくても、映像も見られるに越したことはない。キンドル・ファイアの、でっかいの。見開きという表現手段の魅力は捨てがたいから、薄型の折りたたみ式。定期購読契約をしておくと、受信メールフォルダを開いた時みたいに勝手に最新刊をダウンロードしてくれるというのが楽だ。XPサポート切れの後、PCが売れてないそうだけど、ちっちゃなポータブルPCで「フキダシ」を1...

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【漫画単行本は小さいと思う。】

作家が精魂こめて描いた絵が、縮小印刷されちゃって良いものか。同人誌制作が人気なのは、A5からA4程度の間で、印刷の仕上がりを自由に設定できるからではないか。漫画は出版社を陰で支える、縁の下の力持ち事業みたいなところがある。どんな人気作品でも、高価な装丁は施してもらえない。箔押しハードカバーとか、無い。作家の画面の使い方としては漫画雑誌の大きさをイメージしてると思うんだけれども、単行本になると「いか...

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【漫画は市民の自己表現手段になっているだろうか】

どこの自治体にも、県民文化祭や市民文芸賞があるだろうけど、そこで漫画が募集されることはあるだろうか。カルチャーセンターで中高年のための漫画描き方講座は設けられているだろうか。「まんが」という言葉から「くだらない・子供向け」という印象が消えないのであれば、「中高年のためのグラフィック・ノベル講座」なんて言い方でも良い。子供の頃に横山光輝なら読んだことがあるという人は大勢いるはずで、『はだしのゲン』の...

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【ネットサーフィンは有害だという(古い)説】

今ならブログに流して終わる程度の文章が、ちょっと前まで「文化人が現代文明を憂える」という体裁で書籍化されていたものだ。いわく、検索をかけて偶々ヒットしたページから、次々とリンクを辿っていくだけで、後で何を読んだか覚えていない。どこをどう辿って来たか覚えていない。人間から考える能力を奪うから危険だ……適宜、お気に入りやダウンロードを活用するといいと思う。ご本人がクリックする度にページが変わることが面白...

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【女性向け日本酒の広告には美男を起用なさるといいです】

「このように素敵な女性に飲んで頂きたくて、心を込めて醸しました」と言いたい気持ちは分かる。が、それを他人へ勧める段階では、「みなさん、僕らが思い描いた理想の女性を見てください」という自己主張ではなく、知的な男性モデルを起用して「僕から貴女へお勧めします」と言わせるのが良い。男性による消費を意図したビールには、ビキニ水着のキャンペーンガール、ウィスキーには「ウィスキーがお好きでしょ」と微笑む美女がい...

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団塊の世代は、イマジンの精神をもって職場改革を成し遂げたのではないのか。

革命とラブアンドピース、男女平等とフリーセックスの時代を知る団塊の世代が、今年、全員65歳になる。彼らのほとんどがすでに引退したはずの職場で、いまだに飲む打つ買うを尊重するオッサン主義と、男性の育児を嘲笑する風潮があり、若い男女がやりにくくて仕方がないのは、どういうことだ。団塊の世代は、イマジンの精神をもって職場改革を成し遂げたのではないのか。地方の現実を思うに、町内会では75歳~80歳のじっさま達が決...

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【ボックス席は4人掛け】

ファミレスもファーストフードも、店内ボックス席は4人掛けだ。だから自分のほかに3人の友達を見つけて、たびたび向かい合わせに座り、額を寄せ合って、「私たちっていつも同じ意見ね」「ねーー」って言い合うと、世界中が自分の味方のようなバーチャル満足を得ることができる。だから「みんな言ってる」「みんなやっていた」などと言いたくなった時には、その「みんな」が3人以上だったかどうか、思い出してみるといい。...

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【小鼓を乱拍子に打たせ。】

内田康夫『天河伝説殺人事件』の一節。秀美さんは魅力的なキャラクターで、女流初の宗家として(あの作中世界の能楽界で)末永く活躍していってほしいと思う。けど、乱拍子って、シテ方の稽古場で打つべきものか。小鼓方の秘伝中の秘伝じゃないのか(悩)「小鼓を弟子に打たせて舞の稽古」というのは、小説の中にときどき出てくる。それが現実にあることなのかどうか、人による・家による・場合によるということがあり得るので、「...

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【善きこと聞くは、家長から与えられたんだ】

非常に特殊な分野の作品なので、タイトルは挙げないけれども、さる伝統芸能の家元が所有する秘伝書を受け継いだ者が、次の家元になれるので、盗み出しに行くという小説があった。ミステリーファンでなくても、開いた口が塞がらない。いざ後継者選びという時になって、おもむろに取り出したところで、「何故お前の家にそれがある!?」と訊かれたら、おしまいじゃないか。犬神さんちの斧・琴・菊は、あくまで家長自身の判断によって情...

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【パンツスーツだから生理の意味】

さる女性議員が、議場で男性議員から「今日はパンツスーツだけど生理なの?」と大声で聞かれて面くらったという話があるんだけれども、「パンツスーツを着用していると生理だと分かる」という発想の意味が分からないので、考えてみた。「スカート=男を誘っている=いつでも中へ手を伸ばして下さって良くってよ」「ズボン=男を拒んでいる=今日は生理なの。貴男の素敵な一物を受け入れることができなくて、ごめんなさいね」たぶん...

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【これが私の新しい日本酒】

「ふーーん。勝手に飲めば?」って言われそうな気がする。男性は仲間意識が旺盛で、役所広司兄貴が「うまい!」とでも言えば、「俺にもお願いします!」って応えたくなるのかもしれないけども……女性って同性に冷たいものだ。一人がひとつずつ営巣し、抱卵する本能じゃないかと思う。本能で説明するのは危険かもしれないんだけど、先史時代のほうが長い。現代文明で解き明かされていない部分は、きっとあるだろう。女性にお酒。ボジ...

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【ドイツと日本の決定的な違い】

後者は島国。これに尽きる。移民労働力の流入も少ないし、越境して進出する企業が少ない。言葉の問題も大きいけども。何よりもまず物理的というか、場所だ。じつはフェミニズムにとっても、これがアキレス腱なんだけれども、気がつく人がいなかった。欧米で若者・女性の自由を主張する時には、移民労働力の流入を暗黙の前提にできたのだ……...

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【女性がいなくなるってことは男性もいなくなるはずなんだけども。】

地方自治体の半数から女性がいなくなって、世代交代が成されず、自治体が消滅するという話が出たんだけれども、男女の生まれる数はほぼ同数のはずだから、若い女性がいなくなるってことは、若い男性もいなくなるはずなんだけれども。「育児をする夫婦になるはずの若い男女が減る」という言い方にならないのは、なぜなのか。「まァ若い男なんかいなくても、年寄りが生ませればいいから」っていうことなのかどうか、ちょっとあれだ。...

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表現の自由を守る「うぐいすリボン」キャンペーン。

公式サイトはこちら:うぐいすリボンリボンを着けて啓発・協賛の意思表示をする運動のひとつだそうです。「じゃっかん色が地味(´・ω・`)」と思ったら、うぐいすって本当は茶色いんだそうです。黄緑色のはメジロなんだそうです。花の蜜を吸いに来るのもメジロ。だから「梅に鶯」も本当はメジロ。江戸時代には鶯茶という色が流行ったそうなので、江戸の人はちゃんと知っていたんですね。(※ ウィキペさん情報。)公式サイトでは、う...

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【豪華フルカラー同人誌を見てきた1980年代同人は】

1990年代初頭に成人すると、就職氷河期の当事者となってしまった人々でもある。その一部には、ポルノ作家としてデビューすることができ、今では人気者という人もいる。その同世代の学生の中には、在学中によく勉強して、公務員試験に合格し、憧れの「○○隊員」となった人もあったし、免許を取得して(本採用されるのを数年間も待った上で)教員・学芸員になれた人もあったし、早くから業績を挙げて研究者としての活躍を開始した人も...

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【人生は割と早く決まる。】

男女雇用機会均等法を制定する中心人物となった赤松良子氏は、津田塾で英語を勉強した後、東大法学部へ進み、1953(昭和28)年に卒業する前に国家公務員試験に合格した才女だ。当時は女性が家事を担当することが当たり前だと思われていただろう。しかも官僚の仕事というのは、タイトだ。ずば抜けて優秀な女性が、官僚の仕事と家事を両立するために、男性以上に時間をやりくりして頑張っても、男性のほうが昇進が早い……悔しい思いを...

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【クラブダンス規制の件。】

……あれはタイミング的に、NHK紅白の衣装がまずかったんじゃないかと思っている。「クラブ」とか「DJ」なんて連中は、放っておくと何しでかすか分からん、という認識が、一般人に広まっちゃったんじゃなかっただろうか。都会の若者らしいジョークが、全国の人々には受け入れられなかった。大人を怒らせると法律が変わるという好例だ。(悪例かな)弁護するつもりで「ダンス自体は学校教育にも取り入れられています」と言えば、...

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【法律ってものがある。】

わりと年長の人が言う。70歳代とか。もっと上かな。思うに、日本の庶民は戦争中に良い思いをしなかったので、戦後になって平等な法律ができたときに、すごく嬉しかったんである。「こういうのは国へ言ってやって、法律を作らせないとダメだ」って本当に言う。地元は地縁・血縁・利権が絡んでダメだが、国へ頼めば平等に計らってくれるという、大岡裁きを期待する感じは、あると思う。黄門様の全国行脚は、もちろんその象徴だ。...

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【ゲーセンがつぶれた後のジモてぃーは何処へ行ったのか】

と訊かれたことがあるんだけど、たぶん子育てしている。じつは四十歳代の非婚率は、そんなに高くない。逆に言えば、過半数の人が結婚している。おそらく、その内の大半が子供を得ている。または育児に意欲があるから、困難な不妊治療に挑戦している。……いずれも金がかかるし……自分の子供が部活動などで活躍している時、または「やっと生まれた」という時に、他人が絵に描いた子供なんて、付き合っちゃいられない。地元で鳴らした元...

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【男でないものは女であるわけではない。】

「男児の胸を他人に見られるのがいやだから、海水パンツ型の水着を拒否する保護者がいる」という話題について、さるウェブ記者が「だからって男の子に女の子用の水着を着せるのはいかがなものか」と揶揄していた。ちょっと前の話だ。たぶん、その人自身が女児用スク水を大好きだから、たまらず連想したのだろう……誰も女児型を着せろとは言っていない。皮膚が紫外線に弱い子もいる。現に、日焼け防止用ラッシュガード型の上着が学生...

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Misha

Author:Misha
スマホ時代にさからう評論系長文ブログ。冷静に通読できる大人の読者様を想定しています。

「若い人」に直接呼びかける文章は、18歳以上のヤングアダルト対象です。高校生は受験を最優先してください。

書く人は、新旧とりまぜて映画とアニメを見ながら文芸書に取りくんでみたり、昔の漫画を思い出したり、お国の先行きを心配したりしております。

記事中の色つき文字は、映画中の台詞・挿入歌からの引用です。あらすじは、あまり申しませんので、楽しみに御覧ください。取り上げる作品は、暴力・エロスなど特殊な要素を含んでいることもあります。

ときおり、耽美・BL・同人・LGBTに言及します。いずれの分野からも、偏見と差別と自虐がなくなるといいと思っております。

「二次創作の責任を二十四年組に押しつけるな」「実在同性愛者に甘えるな」が基調です。

全体として、二十四年組ファンが社会学者に物申すという珍しい構図。一部勘違い同人を叱責することによって全体を守るという意図もあり、ときにかなり辛口です。

記事は時々予告なく手直し・削除・分割しております。保存は個人的閲覧の範囲で、お早めに御随意に。転載・改変利用は固くお断り申し上げます。

解題


Casketとは、玉手箱。

でも検索すると棺桶がならびます。来世まで持っていきたい好きな作品の記録帳とご理解ください。