Misha's Casket

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Category同人・BL論(2017May) 1/3

同人誌即売会からは、撤退するんじゃないです。

イベントは一日で終了するので、「テナントを年間契約していたが、打ち切って撤退した」というのとは訳が違います。「一日かけて売ってみたが、たいしたことなかったので、自信をなくして次回は挑戦しなかった」というだけです。動きの方向性が違うのです。確保していた拠点を放棄したんじゃなくて、イベント終了の時点で、すべての参加者がいったん終わるのです。全員が拠点(出展ブース)を放棄し、日常生活に復員するのです。そ...

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二次創作者は、おカネの話をしない約束です。

利益があったということは、キャラクター使用料を支払うことができるということです。著作権者が「だったら支払え」と言って来ない保障はありません。彼(女)には、それを言う権利があるからです。あなたには断る権利はありません。それをどうしても自分から「ここに支払ってない人がいま~~す♪」と言いたいなら、使用料または損害賠償金を支払う用意をしてから言いましょう。これは「法律がそうなっている」という話です。警察...

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BLと二次創作は、別です。

すでに森茉莉以下、二十四年組・『JUNE』連載陣を含めて、プロとして作品発表していた(している)人々があり、作品の蓄積があるのですから、BLを書評することは可能です。「確かに女流による男同士というのは特殊な表現ですが、なにごとも差別するのはよくありません」と弁護することも可能です。だからといって、二次創作者が「私が二次創作を売るのも自由で~~す♪」と言うことはできません。言うだけ言ってもいいですが、ピ...

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なぜ先輩たちが「同人はフェミとは別」と言ったのか考えましょう。~自立支援の時代の陥穽

どのような創作物も、さまざまな角度から解釈することができます。たとえば映画であれば、美術の一種として構図が良いとか色合いが良いとか言うことができます。「この当時、何々という機材が開発されたので、その効果が遺憾なく発揮されている」と技術面を指摘することもできます。また「骨太な男性ナルシシズム表現に心が震える」ということもできれば「男の自己満足なんて笑っちゃうわ」と言ってやることもできます。BL・二次...

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コミュニティ内部の多様性と、外部に対する一枚岩的対応を混同すると、内ゲバ。

わざわざ「30年前の私の同人誌の客は『エロ』を求める少女だけだったよ!」と言って来る人は、こちらの話が「それを好まない人もいる」というものであることを分かっているわけです。分かったうえで否定するわけです。でも、ここは「BLはエロであるべきか、非エロであるべきか、そこが争点だ」といって喧嘩するところじゃないです。なぜなら「エロくないBLなら売ってもよい」という規制案が決定すれば、どこで線引きするのかと...

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二次著作物とは。

二次著作物があまりにも原著作物(一次著作物)から乖離しており、もはや独立別個の作品という時は、二次著作物とは認められません。つまり原作者が告訴しても、裁判長が「これは二次でさえない」という可能性は、あります。この場合、原告敗訴というか、取り下げです。だからこそ「なぜ、あえてそのキャラクターを使うのか?」という問題が発生します。逆にいえば、わざわざ「二次」創作と言っている以上、自費出版者のほうで、他...

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日本のサブカルが説得するべき、本当の相手。

第二次ベビーブームが終了し、年間出生数が激減した1975年に生まれた人々が、今年42歳になります。(すでに上半期も終わりつつあります)彼(女)らが30歳で人の親になったとすれば、お子さんが12歳。早生まれなら中学1年生に上がりました。1980・90年代には、少女が同人誌即売会に通うことに夢中になっているというので、評論家・社会学者・マスメディアが面白がったわけですが、それは「児童生徒の非行はおとな社会の不条理を反...

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二次創作の代案を挙げつつ、その問題点を指摘してみる。

世の中には「好きでやってることなら無報酬でもいいだろう」と言われることを恐れるあまり「誰もキャラクターなんか好きじゃないよ! 最初から金目だよ!」と言っちゃう中年がいます。だったら、全員が「せーーの」で二次創作をやめちゃえばいいです。そうすれば、全員がオリジナル作品で勝負する他なくなるので、その中でランキングがついて、新たな壁サークルが成立し、それなりのにぎわいが続くはずだからです。社会はくだらな...

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二次創作許可マークの本当の意味。~見つけられない権利

非親告罪になってしまえば、決めるのは警察であり、国家です。著作権者自身が「フリー」を宣言すれば免責になる権利を保持できるのであれば、それは非親告罪化ではないです。残念ながら許可マークという発想は最初から破綻しているのです。それは要するに「著作権者自身が決める権利」の可視化であって、非親告罪化してもらわなくて大丈夫です、ぼくら漫画家同士で話し合うことによってやって行けます……という意思表示なわけです。...

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プロになったら、同人やめたわけじゃないです。~にわか同人の縄張り意識

そもそも創作家として食っていくとはどういうことかというと、ようするに創作物を制作して売ることです。どこで売ってもいいのです。出版社に売る(出版権を設定する)でもいいし、路上で売ってもいいし、屋根のあるイベント会場で売ってもいいのです。紙が濡れると困るので屋根があるほうがいいですね。つまり、創作家になるということは、自由業で生きて行くということです。自分で取引相手を見つけて、売上と経費の計算して、確...

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