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1962年松竹映画『切腹』観ました。

昭和三十七年(1962年)松竹監督:小林正樹原作:滝口康彦『異聞浪人記』脚本:橋本忍撮影:宮島義勇題字:勅使河原蒼風仲代達矢 1932年生。→30歳 (・。・; 1954年、俳優座養成所2年生のとき『七人の侍』で映画デビュー(22歳)石浜 朗 1935年生。→27歳三國連太郎 1923年生。→39歳丹波哲郎 1922年生。→40歳仲代さん(というか津雲さん)、孫も生まれた役で、あやす姿など良く似合っており、「老人の繰り言」って台詞もあっ...

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『源氏将軍神話の誕生―襲う義経、奪う頼朝』 (NHKブックス)

やっと読み終わった……前半を読んで書いた記事は7月のものだった……末っ子に頁を引っ張られ。カバーは破かれ。何読んでるのとばかりに顔をつっこまれては頭突きを喰らい。長い道のりだったなぁ(;´∀`)ソフトカバーですが、一次資料と先達の研究成果に丁寧に言及した力作です。前半は、清和源氏の一分派にすぎなかった河内の武士団が、奥州討伐(という名の一方的な侵略)の成功によって武威を高め、武神・応神天皇=八幡神を祖神と...

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『3時10分、決断のとき』を観ました。

25日にレンタルDVDにて。タイトルで損をしてるような気がする。原題は『3:10 TO YUMA』アリゾナ州ユマ郡ユマ市には歴史あるユマ準州刑務所があるんだそうで、それを知っていてタイトルを聞けば、例えば『網走行き3時10分発』って聞いたような、そういう話かと感じるものがあるはずなんである。日本人がユマを知らなきゃしょうがないけれども。私も知らなかったし。たぶん「キャプテン・アメリカ」ピーター・フォンダの最近の...

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トンボと翔とハク。

宅急便のキキは、「魔女なんかに生まれなければよかった、普通の女の子に生まれて遊んで暮らせればよかった」みたいなコンプレックスにちょっととらわれちゃった途端に魔力を失い、でもトンボを救いたい一心で自分を信じたら、魔力が戻った。ちょっと暴走したけど。トンボのほうは助けられた後もべつに冒険魂を反省するでもなく、相変わらず空と飛行機が好きな男の子。『アリエッティ』の翔が「滅び行く種族なんだよ」とのたもうた...

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翔くんは。

アリエッティの思い出を作品にして絵本作家になったりするかもしれない。古い屋敷を守るために一級建築士になったりするかもしれない。公務員になって街の景観を守る仕事をしたりするかもしれない。アリエッティを探して、自分の家と同じような自然に囲まれた古い屋敷を訪ね歩き、紀行文を書いたり写真を撮ったりする人になるかもしれない。アリエッティはスピナーとうまくいくかと思いきや、新しい土地で新しい小さい男の子を見つ...

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翔くんの胸を切るのは。

湯婆婆の居室やハウルの寝室の調度もずいぶんと描き込まれていましたが、アリエッティになってあの部屋べやを探検するのはすごく楽しいかもしれません。頼もしいお父さんに先導されて、相手の命を叩きのめす「狩り」ではなく、相手の生命と生活を尊重して、必要なものだけちょっと「借り」る。そして小さな世界をそっとしておいてもらう。女の子の理想かもしれません。翔くんという男の子の独善によって、その小さな世界は崩壊させ...

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イニスを演じたヒース・レジャーが。

亡くなっていたことは知っていたのですが、前回はともかく映画の第一印象だけを述べたかったので触れませんでした。改めてご冥福をお祈りいたします。...

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映画『イヴの総て』

……と思ったらマーゴの総てだった。ビルはいい男だった。背の高い優男のロイドは私の好みだ。カレンは清純で人のよさそうな役そのまま、肝心のイヴは最初からあまりにも美しすぎて、かえって怪しいという。役の雰囲気をたっぷり醸した演技派俳優たちは本当に舞台出身らしい。そして「マリリン・モンローみたいな子が出てるなぁ」と思ったらマリリン・モンローだった!(・∀・)1950年、アメリカ。主役の一人であるベティ・デイヴィス...

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Misha

Author:Misha
スマホ時代にさからう評論系長文ブログ。冷静に通読できる大人の読者様を想定しています。

「若い人」に直接呼びかける文章は、18歳以上のヤングアダルト対象です。高校生は受験を最優先してください。

書く人は、新旧とりまぜて映画とアニメを見ながら文芸書に取りくんでみたり、昔の漫画を思い出したり、お国の先行きを心配したりしております。

記事中の色つき文字は、映画中の台詞・挿入歌からの引用です。あらすじは、あまり申しませんので、楽しみに御覧ください。取り上げる作品は、暴力・エロスなど特殊な要素を含んでいることもあります。

ときおり、耽美・BL・同人・LGBTに言及します。いずれの分野からも、偏見と差別と自虐がなくなるといいと思っております。

「二次創作の責任を二十四年組に押しつけるな」「実在同性愛者に甘えるな」が基調です。

全体として、二十四年組ファンが社会学者に物申すという珍しい構図。一部勘違い同人を叱責することによって全体を守るという意図もあり、ときにかなり辛口です。

記事は時々予告なく手直し・削除・分割しております。保存は個人的閲覧の範囲で、お早めに御随意に。転載・改変利用は固くお断り申し上げます。

解題


Casketとは、玉手箱。

でも検索すると棺桶がならびます。来世まで持っていきたい好きな作品の記録帳とご理解ください。