2012/02/28

Thank you boys! Vive la France! 『THE LONGEST DAY』

邦題:史上最大の作戦。日本では12月8日に公開されてますね^^;

なんせ音楽がない映画。モーリス・ジャール作曲による主題歌『The longest day march』が要所要所にさりげなく配されて泣かせる他は、響くのは銃声・砲声・爆音・轟音。「戦争とは音だ」と書いたのは牧島貞一だっけ。

1962年公開。俳優は戦前の生まれが多く、従軍経験もある。まだ記憶に生々しく、撮るほうも観るほうも胸を痛めながらだったろうと思われる。いたずらにロマンチックな音楽で盛り上げることなんて出来なかったのだろう。

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2012/02/26

『桜の森の満開の下』と『MW』

男と女の間には深くて黒い川がある、えんやこら今夜も舟を出す、というヘテロ男のいじらしさが『桜の森』の主題で、そのいじらしさの底にあった「お前のせいで俺の人生は台無しだ、こいつめ!こいつめ!」という気持ちが花の下で噴出してしまい、しかし本人は山育ちのシンプルな頭脳の持ち主なのでそれに気づかず、「どうして?」と結果にオロオロするばかり。そこがまた哀しく美しい。

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2012/02/25

『桜の森の満開の下』拝見記

それは恐ろしいもんだ、桜の花っていうのは。

密度の濃い1時間34分56秒。

サイコホラーを和の美学で解釈するとこうなるという。
恋愛ものっちゃ恋愛もの。ロマンスといえばロマンス。
ひたすら「美女萌え」で成立してる一篇。
要するに男と女が暮らすだけ。ただ、その暮らしぶりが……。

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2012/02/22

日米ホラー雑考。

アメリカ製ホラーは人体損壊の恐怖、がいちばん大きいような気がするんだ。

あとは『トワイライト・ゾーン』やオーガスト・ダーレス他のアーカム物の小説(いわゆるクトゥルー神話群)にあるような、悪夢の世界に行ったまま帰ってこれなくなるタイプ・怪物に食われちゃうタイプ(精神的にも)。

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2012/02/07

『エクソシスト』雑感

「ググったらすぐ答が出ました」ってのも面白くないので気になった点を先に書いておこうと思う。

若いほうの神父の名前がカラスさんという。
勿論「アメリカ人にはよくある名前」ってわけではない。
カラスさん、カラスさんと考えたらマリア・カラスがいたがこれは綴りが違った。

もう一人思いついたのはアントン・カラスで綴りが近い。これは『第三の男』のテーマを作曲したツィター奏者、オーストリア人だがチェコ・ハンガリー系だそう。ウィーンで成功したかったようだが民族が違うというので苦労させられたようだ。

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2012/02/07

『エクソシスト』拝見記。

1973年、ワーナー・ブラザーズ。
25周年特別版DVDにて。デジタル・リマスターで絵がきれい♪ 
古いままの荒い映像も味があるが、爽やかになった色合いで、古いと思わず観ることができたのは良かった。
特撮技術が甘かった頃の子供だまし作品などでなく、決して古くなることのない心理劇であるからだ。
実はまともに観たのは初めてで、子供の頃から母が「首がまわるシーンが怖かった」とばかり言い、ある意味「そこだけウケた」っぽかったので、なんかお化け屋敷的な絶叫系ホラーだと思って敬遠していた。
実体は、怪奇ロマンというべき美しさだった。

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