記事一覧

【ゲイは結婚したくない女性の仲間ではありません。】

彼らは何十年も前から結婚したがっています。遺産分与に預かりたがっています。愛する人と一緒に何十年も住んだ家屋から、彼の親族によって追い出されることを望んでいません。子育てに参加したいと申し出る人も増えました。若者の都会流出・非婚傾向が止まらない現在、「長男の連れ合いとして、親の介護・先祖の墓の世話をする男性」という存在も、可能性が出てきます。戦後生まれは戦前生まれほど根が丈夫でなく、五十代・六十代...

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なぜ非婚者が「ノンセクシュアル」を自称すると、ゲイバー遊びを正当化できるのか?

なぜ非婚者が「ノンセクシュアル」を自称するとゲイバー遊びを正当化できるのかというと、自分の口から「弱者の連帯しましょう」と言えば、ゲイ側が喜んで迎えてくれると思うから。じつは、本人の思い込みにすぎません。ゲイ側が喜んでくれる保障はありません。じつはLGBTの中でも、G(ゲイ)は人権運動の歴史が長く、規模も大きいので、他から依存されることが多いのです。けれども勘違いしている連帯希望者も多いものですから、...

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【男児に女児用スクール水着を着せる必要はありません。】

日焼け防止用ラッシュガード型水着というものが、きちんと学生協を通じて売り出されています。「男児の胸が見られることを望まない」という保護者が危惧するのは、少年趣味の教員が存在する可能性であったり、女子が男子をからかう可能性であったりです。本人がトランスである可能性も、考慮する必要があります。性に関わる話題は、本人および保護者にとって、非常にデリケートで、心を傷つけやすい話題です。ウェブ記者が面白半分...

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【本物のアニメ同人の育て方。】

宮崎駿の原動力は、手塚治虫への対抗意識だったろうと思います。そのような反骨精神は教えることができない……ことはありません。「本当にこれでいいのか?」「みんなは勘違いしてるんじゃないか?」と疑いを持つことは、科学の基本です。「対立概念を提出する」というのは、哲学の基本だろうと思います。哲学とは、神秘的なものをイメージすることではなく、論理です。山本二三は建築を勉強したので、あれほどの背景画を構築するこ...

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【アニメ同人と二次創作同人を混同しないといいです。】

俳句同人といえば俳句を書きつける人々です。映画同人とは映画を自主制作する人々のことだと思われます。言葉の本来の意味におけるアニメ同人も、セル画を自分で描き、専用の機材を入手して撮影し、編集し、上映会を開く人々のことだと思われます。いわゆるコミケに集まって、いわゆる薄い本を取引する人々は、「アニメを主題とした漫画またはライトノベル」を発表する人々であって、それぞれ正体は「漫画同人・小説同人」です。漫...

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【1970年代SFアニメはテレビオリジナル。】

いわゆる同人は、少女漫画家になりたかったので、少女漫画家の権利だけは尊重したという声があります。では、少女漫画家になりたい人は、少年漫画家の権利なら踏みにじっても良い、となってしまいます。そうじゃないです。コミケと呼ばれるイベントの初開催と近い時期に放映されていた男性向けテレビアニメに関するパロディ作品の出展が、事実上公認されたようだったので、「次はどの男性向けアニメにする?」という話が繰り返され...

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【アニメを卒業する必要はありません。】

若い人が楽しんでいる作品を、やたらと罵倒しなければ良いだけです。また、アニメそのものが卒業すべきものなら、宮崎駿や、その盟友である山本二三への高評価はなんなんだ、となってしまいます。確かに1980年代以来、いわゆる同人調の絵柄が流行っており、かなり稚拙なものもありますが……記憶は美化されているものです。1970年代の絵柄も、いまの眼で見ると、「あーー……」ってなるようなものでしかなかったりします。ストーリーが...

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【ヤマトをリメイクしても巨人ほど響かない。】

宇宙戦艦ヤマトは、オイルショックの時代に放映されました。「日本人の優秀な若者が、海外へ出かけ、最先端技術を学んで導入すれば、まだ何とかなる」「世界のどこかには、日本に同情して協力してくれる美しい国もある」という気持ちの表現でした。実際に、その後、低燃費な日本車や、半導体の時代がきて、一時なんとかなりました。が……これをリメイクしても、じつはもう現代人の心に響かないと言えてしまいます。『進撃の巨人』は...

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【BLがロマンチック・ラブなのは。】

作者・読者であるところの女性による「美少年が好き」という気持ちが表現されているのだから、当たり前です。男性向けアクション作品では「強い奴を叩きのめして名を挙げる」という男性の野心が表現されている。BLに限らず、二次的作品では「このキャラクターが気に入った」という心が表現されている。官能系の作品なら「愛の行為を無理強いしたいほど、好きになってしまった」という心の表現となります。華族の令夫人という存在...

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【セーラームーンは“やおい”でしたか?】

1992年に放映・連載が同時開始された武内直子原作の大ヒット作『美少女戦士セーラームーン』に接して「これ、やおいじゃん」と思うことの出来た人は、多かったでしょうか。女言葉を使う男性キャラクターと、もう一人のいかにも少女漫画の登場人物らしい美男子との間に、どうやら恋愛情緒が結ばれている様子を見て、「最近こういうの多いよね」と思った人はいたかもしれません。「ジュネって言うんじゃない?」と指摘することのでき...

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【やおいとは、隠語を必要とした特殊な美童趣味的創作物。】

プロ作家が、お気に入りの映画俳優をイメージモデルに、19世紀の耽美主義詩人の若衆遊びを描けば、それも“やおい”か?プロ作品は発表に当たって「山も落ちもありません」と言い訳する必要がなく、耽美ロマンと銘打たれて堂々と市販されたことを思えば、特に“やおい”を自称しなければならないのは、そのような創作物の中でも、隠語を必要とする部類となります。すなわち、二次創作。既成作品の登場人物名をそのまま利用してしまった...

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【若衆遊びを美化したのは昔の男性。】

中世の若衆は、しばしば当時の男性随筆家によって、生身の女性よりも価値が高いとされました。が、彼ら若衆の実態は、人身売買された奴隷でした。でなければ、武士社会における身分差・年齢差を利用したパワハラです。少年たちの多くは、本来は幼馴染の少女に片恋していたような、異性志向だったでしょう。彼ら犠牲者の証言がほとんど残されておらず、流布している話の多くは、年長者目線で美化されたものです。「若衆から情けを頂...

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【ゲイを美化したものが“やおい”ではないのです。】

もし『なんとか用語の基礎知識』のような書籍・サイトで、“やおい”という項目があって「男子同性愛を美化したもの」と書いてあったら、眉に唾つけて下さい。ゲイを美化したものが“やおい”なら、男性の肉体を最大限に美化して描いた田亀源五郎も「やおい漫画家」になってしまいます。もともと化粧映えするゲイ男性である丸山(美輪)明宏も“やおい”の仲間になってしまいます。他にも、センスの良さを活かして活躍したゲイ男性の存在...

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【編集部と原作者はおびえている。】

インサイダー取引の話題以来、一部の人だけが便宜を計ってもらっているという話には、社会が敏感に反応するようになったと思います。1970年代以来親しんできた即売会という密室を抜け出し、インターネットという公共の場に進出しながら、いわゆる同人の発言の脇が甘いのは、編集部が庇ってくれると信じているからですが、時代は変わってしまいました。編集部が今ごろになって慌てて「著作権者は原作者です」と言わなければならない...

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【遊びと言えば許される時代は終わったと思うのです。】

成人式で騒いだ若者が逮捕された頃から、世の中すこし変わっただろうと思います。冷蔵ケースに入った写真をインターネットへ流した人も、本人は「遊びw」というつもりだったろうと思います。(念のため、ツイッターはインターネットです。)若者が「みんなで渡れば怖くない」と笑っていられた80年代は終わってしまいました。年間出生数の多かった1974年までに生まれた人は、今年で全員が40歳以上となります。そのころ大学生だった...

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【ロリショタの問題視が終わる日はありません。】

作品内容の性質上、「公認」とか「推奨」とは絶対に言えないからです。まるで与野党か、労使抗争のように、つねに存在する反対派と闘い続けることになります。このとき、二次創作者は「僕たち私たちは、誰の権利も侵害していません。社会のルールを守ることができます」と言っても説得力がないのです。ここ重要です。「金銭のためなら何にでも手を出す連中だ。次にはもっと悪いことをするに違いない」という危惧に対して、返す言葉...

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【TPPに抵抗しきっても同人は崖っぷち。】

TPPにおける知的財産権の「商業的規模」の侵害の一律な非親告罪化という話題は、海賊盤の撲滅と、医薬品という巨代利権が念頭にあります。かの国のいう“商業”とは、億ドル単位の話だろうと思われます。アメリカとしても「スターウォーズのファン数万人、コスプレ容疑で一斉逮捕」では困るはずです。念のため、条文に「ファンアートは“一律な”取締の限りではない」と一言つけ加えれば済む話だと思います。でも、これはパロディ同...

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【アニメもBLも好きではないが、二次創作を書いたという人は。】

そもそも自分が「書いた」と思われないように、黙ってるといいと思います。「自分はアニオタなんかではない。創作活動に誇りも感じていないが、買いにくる奴らがいたから書いた」と言えば、「そいつらの財布の中身だけが目的だった」ということになり、詐欺のようなものです。「キャラクターが好きだから買いに来た」「あなたの作風が好きだから買いに来た」というファンの心を踏みにじったことになります。どのような芸人も、アー...

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Misha

Author:Misha
スマホ時代にさからう評論系長文ブログ。冷静に通読できる大人の読者様を想定しています。

「若い人」に直接呼びかける文章は、18歳以上のヤングアダルト対象です。高校生は受験を最優先してください。

書く人は、新旧とりまぜて映画とアニメを見ながら文芸書に取りくんでみたり、昔の漫画を思い出したり、お国の先行きを心配したりしております。

記事中の色つき文字は、映画中の台詞・挿入歌からの引用です。あらすじは、あまり申しませんので、楽しみに御覧ください。取り上げる作品は、暴力・エロスなど特殊な要素を含んでいることもあります。

ときおり、耽美・BL・同人・LGBTに言及します。いずれの分野からも、偏見と差別と自虐がなくなるといいと思っております。

「二次創作の責任を二十四年組に押しつけるな」「実在同性愛者に甘えるな」が基調です。

全体として、二十四年組ファンが社会学者に物申すという珍しい構図。一部勘違い同人を叱責することによって全体を守るという意図もあり、ときにかなり辛口です。

記事は時々予告なく手直し・削除・分割しております。保存は個人的閲覧の範囲で、お早めに御随意に。転載・改変利用は固くお断り申し上げます。

解題


Casketとは、玉手箱。

でも検索すると棺桶がならびます。来世まで持っていきたい好きな作品の記録帳とご理解ください。