赤いスイートピーの彼氏は大丈夫か。

  21, 2016 10:23
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2015年NHK紅白歌合戦は、石川さゆりさんから拝見しました。発表当時から好きだった曲を熟練の歌唱で拝聴できて嬉しゅうございました。

美輪明宏さんは圧倒的でしたね。輸入物ではない真のシャンソン。抑制の効いた歌唱の向こうから発表当時の街の熱気とざわめきが聞こえてくる楽曲でございます。

森進一『おふくろさん』は、ベストパフォーマンスだったかと思います。

まさに懐メロ紅白歌合戦となっておりましたが、対比を際立たせたかのような最新流行曲は、まさかのニコ動コラボ。あえて御自身は清楚なドレスに身を包み、弾幕のほうに「花」を持たせたラスボス様の心意気に感服つかまつりました。

終盤は中年泣かせな出演者・選曲ぞろいで「そういう時代になったんだなァ」としみじみしたことでございます。

人間の肉体で最も歳を取らないのが声帯なんだそうです。出演者の皆様にはご自愛なさって、末長くご活躍ください。

で……『赤いスイートピー』の歌詞中に登場する彼氏。半年たっても女の手を握らず、時計ばかり見ている彼。大丈夫か、それ。ついて行っていいのか。

『矢切の渡し』なら「連れて逃げてよ」「ついておいでよ」という会話があるんですが、こっちは女性が一人勝手に盛り上がっちゃってるんですな。彼としてはついて来てほしくないのではないのかどうか、心配です。女性が積極的になった時代を反映していたのでしょう。

そして最後に聴く曲がスコットランド民謡とベートーヴェンだったりするあたり、日本だなァと思ったことでございます。

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