記事一覧

赤いスイートピーの彼氏は大丈夫か。


2015年NHK紅白歌合戦は、石川さゆりさんから拝見しました。発表当時から好きだった曲を熟練の歌唱で拝聴できて嬉しゅうございました。

美輪明宏さんは圧倒的でしたね。輸入物ではない真のシャンソン。抑制の効いた歌唱の向こうから発表当時の街の熱気とざわめきが聞こえてくる楽曲でございます。

森進一『おふくろさん』は、ベストパフォーマンスだったかと思います。

まさに懐メロ紅白歌合戦となっておりましたが、対比を際立たせたかのような最新流行曲は、まさかのニコ動コラボ。あえて御自身は清楚なドレスに身を包み、弾幕のほうに「花」を持たせたラスボス様の心意気に感服つかまつりました。

終盤は中年泣かせな出演者・選曲ぞろいで「そういう時代になったんだなァ」としみじみしたことでございます。

人間の肉体で最も歳を取らないのが声帯なんだそうです。出演者の皆様にはご自愛なさって、末長くご活躍ください。

で……『赤いスイートピー』の歌詞中に登場する彼氏。半年たっても女の手を握らず、時計ばかり見ている彼。大丈夫か、それ。ついて行っていいのか。

『矢切の渡し』なら「連れて逃げてよ」「ついておいでよ」という会話があるんですが、こっちは女性が一人勝手に盛り上がっちゃってるんですな。彼としてはついて来てほしくないのではないのかどうか、心配です。女性が積極的になった時代を反映していたのでしょう。

そして最後に聴く曲がスコットランド民謡とベートーヴェンだったりするあたり、日本だなァと思ったことでございます。

Related Entries

SEARCH

Profile & Caution

Misha

Author:Misha
スマホ時代にさからう評論系長文ブログ。冷静に通読できる大人の読者様を想定しています。

「若い人」に直接呼びかける文章は、18歳以上のヤングアダルト対象です。高校生は受験を最優先してください。

書く人は、新旧とりまぜて映画とアニメを見ながら文芸書に取りくんでみたり、昔の漫画を思い出したり、お国の先行きを心配したりしております。

記事中の色つき文字は、映画中の台詞・挿入歌からの引用です。あらすじは、あまり申しませんので、楽しみに御覧ください。取り上げる作品は、暴力・エロスなど特殊な要素を含んでいることもあります。

ときおり、耽美・BL・同人・LGBTに言及します。いずれの分野からも、偏見と差別と自虐がなくなるといいと思っております。

「二次創作の責任を二十四年組に押しつけるな」「実在同性愛者に甘えるな」が基調です。

全体として、二十四年組ファンが社会学者に物申すという珍しい構図。一部勘違い同人を叱責することによって全体を守るという意図もあり、ときにかなり辛口です。

記事は時々予告なく手直し・削除・分割しております。保存は個人的閲覧の範囲で、お早めに御随意に。転載・改変利用は固くお断り申し上げます。

解題


Casketとは、玉手箱。

でも検索すると棺桶がならびます。来世まで持っていきたい好きな作品の記録帳とご理解ください。