『300』のメイキング風景。

  16, 2016 10:20
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クロマキマキマキ。ブルーシートの上に裸のお兄さんがいっぱい。変な現場だなァ……

でも、あの肉体美が本物であることがよく分かります。あと、機材でいっぱいのすごく狭い空間で殺陣を演じている。細かく撮って、ていねいにつなぎ合わせるですね。先立って、原作コミックに基づくストーリーボード(絵コンテ)が入念に描かれているのでしょう。

テレビのトーク番組(ダウンタウンがホスト役)で、志村けんと坂上忍が現代のテレビ撮影現場に対して「役者が演技する前にカメラ割りが出来てるのはおかしい」と、昔ながらの俳優魂を燃やしていたのですが、この映画は正反対のアプローチのようです。その作り物っぽさが売りなのは云うまでもありません。

もしかしたら、日本の特撮・アニメの技術が影響を与えているのかもしれないけれど、日本はそれについて何も受け取っちゃいないはず。押井守の映画作品がキアヌ・リーブス主演映画に影響を与えたことは知ってる人は知ってるけれど、彼はそれについて何も受け取っちゃいないはず。

「コピー商法は許さん」という彼の怒りは、そうとう根深いものなのかもしれないな……などと、『300』そのものとは特に関係ない感慨にふけったりしたことでした。

あるいは、日本はディズニーという帝国を、よく300人(よりはもうちょっといるかもしれない練馬アニメーター軍団)で防いでいるのかもしれません。

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