ドン・ペリグノンを2つくれ。『ノッキン・オン・ヘヴンズ・ドア』拝見記

  16, 2012 18:43
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1997年2月公開。思いがけず古かったが、これは……面白かったと言っておこう。
ドイツ映画を観たのは初めてなので、この「みんなちょっと天然?^^;」という感覚が、この映画に特有なのかドイツ流の笑いなのか分からない。
でも笑いのツボや編集のタイミングに、ベッソンとかタランティーノとか先日観た『ライフ・イズ・ビューティフル』とか『ラ・カージュ オ・フォール』とか『パリは燃えているか』、果ては『会議は踊る』など、いろんな欧州コメディを思い出し、ついでに志村けんまで思い出した。
(『パリ』はコメディかと言われるとあれだが似た感覚の笑いツボがあったと思う)

ラスト近くの銃撃戦がアメリカ映画と違って妙に詩情を帯びてしまうのは(笑)ベッソンの『タクシー』等にもあったので、なんかヨーロピアンな感覚なのかもしれない。

刑事にもマフィアにもマッチョがいたのはアメリカ映画をパロディにしてるのだろうと思われた。
黒服&黒メガネの二人組がブルース・ブラザースを意識してるのかどうかも分からないけど楽しかった~~
他にああいう二人組で、一人が常に「~~ってキライさ」ってつぶやくのが出てくる映画は何でしたっけね?(20年くらい前)

テーマの重さについては触れまい。それとのギャップによる面白さ・切なさ倍増計画にも触れまい(←触れてる) あとはもうコメディらしくテンポ早く箇条書きで。

・ドイツの皆さんは拳銃向けられても冷静(笑)
・『ライフ・イズ』にもあったが欧州の男は平気でダブルベッドでくっついて寝る。
(マンガ『エロイカより愛をこめて』には「男二人でスイートルームなんて」という場面があったが、あの感覚は日本的なのかもしれない)
・だいたい『タクシー』『クリムゾン・リバー』等もそうだが欧州は男二人の掛け合いというバディものが上手い。
・といってその陰で女が泣かされるというわけではなく、女たちがしたたかなのが良い。
・トップレスのお姉さんがいっぱいだ!(・∀・)(←
・ドイツ人もプレスリー大好きというのはちょっと切なかった。
・画面の上半分に常に黒い影がさしていたのはうちのディスプレイのせいじゃないよね?
・北方の海は(『フレンチ・コネクション』で観たマルセイユの海と違って)灰色がかって波が荒いなぁ。

松もなければ月もない、珊瑚礁も熱帯魚もいない、情緒に乏しいあの海が男同士の終末にふさわしくてよいのだろう。

・DVD特典の現地予告編では端役のような女優(ブティック店員など)まで大きく名前が挙げられていたので、ドイツではオールスター的な作品なのかもしれない。
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