記事一覧

娘が母親に責任転嫁しないという意味でもあります。

「課題を分離する」とは、親が子どもの課題に介入しないという意味であると同時に、子どもが親に責任転嫁しないという意味でもあります。

「他人を変えることはできない」とは、自分が変わらなくてよいという意味ではありません。他人によって変えられる筋合いがないからこそ、自分で自分の悪いところに気づいて、自分で改善する必要があるのです。

「お母さんが注意してくれなかったのが悪い」ではないのです。

「お母さんが注意しすぎたのが悪い」のでもないのです。

お母さんのせいで自分の心がイジけてしまったことに自分で気づいたなら、もうお母さんのことは忘れて、自分で自分を育て直しなさいということです。

いつまでも言い訳している人は、子どもの課題に介入する母親と同じことです。要するに母親の真似をして生きているのです。そのほうが楽だからです。

自分を変える勇気とは、母親から分離する勇気でもあります。

すでに具体的には分離している(実家から出ている)からこそ、寂しさに耐えかねて、子ども時代の思い出に逃避し、現在のお友達に対して不幸自慢することを快感にしてしまっている人というのは、時々います。

その不幸自慢する「きっかけ」を作るために、わざと他人に失礼なことを言ったり、怪我をさせたりすることもあります。

やっちまった後で「わたし、アダルトチルドレンだから仕方がないの」とか「お母さんのせいでノンセクシュアルになっちゃったから仕方がないの」とか言うと、本人だけ気分がいいわけです。

「哲人」岸見の挙げる例が、ときどき妙に生々しいように、アドラーたち個人心理学者たちも、実例から学説を帰納したのです。だから身近な実例を見て「ああ、こういう人のことか」と思うのは悪いことではありません。

自分が悪い例の真似をしなければよいのです。



Related Entries

SEARCH

Profile & Caution

Misha

Author:Misha
スマホ時代にさからう評論系長文ブログ。冷静に通読できる大人の読者様を想定しています。

「若い人」に直接呼びかける文章は、18歳以上のヤングアダルト対象です。高校生は受験を最優先してください。

書く人は、新旧とりまぜて映画とアニメを見ながら文芸書に取りくんでみたり、昔の漫画を思い出したり、お国の先行きを心配したりしております。

記事中の色つき文字は、映画中の台詞・挿入歌からの引用です。あらすじは、あまり申しませんので、楽しみに御覧ください。取り上げる作品は、暴力・エロスなど特殊な要素を含んでいることもあります。

ときおり、耽美・BL・同人・LGBTに言及します。いずれの分野からも、偏見と差別と自虐がなくなるといいと思っております。

「二次創作の責任を二十四年組に押しつけるな」「実在同性愛者に甘えるな」が基調です。

全体として、二十四年組ファンが社会学者に物申すという珍しい構図。一部同人を叱責することによって全体を守るという意図もあり、ときにかなり辛口です。

記事は時々予告なく手直し・削除・分割しております。保存は個人的閲覧の範囲で、お早めに御随意に。転載・改変利用は固くお断り申し上げます。

解題


Casketとは、玉手箱。

でも検索すると棺桶がならびます。来世まで持っていきたい好きな作品の記録帳とご理解ください。