では『清盛』第17回。

  30, 2012 12:30
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もう30歳だったのか・・・・・・30年間進歩しなかったのか・・・・・・

肉体的には強くなったかもしれないけどねェ・・・・・・
やっと髪がちゃんと上がった。
子供が増えていた( ゚д゚)

まともな風体になったとたんに場面が息子たちの紹介へ移ってしまい、結局主人公についてろくに描かれないまま次世代の物語に突入してしまうのではと不安満載。

家人筆頭から所領の一覧表を見せられるが、一族が数多くの荘園を有していることさえ、この自称嫡男は知らなかった。上皇と組んで所領を増やしたことが、また上皇の支えになっていた……と、当時まだ子供だった頼朝がさんざん説明してくれていたのに(笑)、上皇に組したくないとか一族のためには自殺行為といえる理屈ばかり言っていた主人公自身が、一番なにも知らなかった。なんのこっちゃ。

仕事を受け継ぐための教育とか何も受けていなかったらしい。父子とも嫡男嫡男さわいでいたくせに。当時は寿命が短かったこともあり、元服したらすぐに父親を補佐して少しずつ仕事を覚えるのが当然だったと思われるが、一緒に田舎の所領を見回りにいくとか、貧しい者を泣かせないというなら農民の訴えを公平にきいてやるとか、唐人を呼んで耕作の効率化を研究してみるとか、なぜこのドラマではそういう「男の仕事ぶり」が描かれないのだろう。「そろそろ荷が着く」と兎丸が言っている以上、彼は忠盛と組んだ形で働いていたのである。なぜ友人の仕事ぶりについても清盛は何も知らないのだろう。なぜ今さら嫌な顔をしているのだろう。なぜ「お一人で」こなしていたとか言ってるのだろう。手伝え。恥を知れ。

父親が正四位までのぼりつめ、その後継者となるべき覚悟があったのに、なぜ宮中で立ち回るべき楽も歌も習い覚えていないのだろう。
武士が政権をとると言っていたのは、父を越えて三位になって参内するつもりだったのではなく、武力革命を念頭に置いていたのか? ただの怠け者だったのか?

意味わかんないことだらけなのにゃ。

その一方で義朝は着実に男を上げていたのだった。髭が生えた。タイトルに『清盛』をかかげながら義朝を持ち上げて清盛をdisるようなコメディ演出には疲れたのじゃ。

でも清じゃぶろうは可愛いのじゃ。
時子弟はよけいなことを教えておるのじゃ。そして姉の心を義兄に伝えたあの男、よく気がつくのはいいが、子供の心を傷つけたことについては謝っていないな。
お昼寝をするという演技をする清四郎ちゃんがおりこうさん。
アホでキレやすい父に臆せず物申す上の息子たち。彼らがこれだけ立派に育ってるのは盛国のおかげだ。うんきっとそうだ。

今回も鳥の声が美しかった。琵琶に絡まるうぐいすの声と、遠く聞こえる鴉の声が風情である。
そしてやっぱりタイトルは『源 義朝』のほうがいいと思う。
そして清盛の暴言に耐え抜いた忠盛の大人物だったことが、為義の誇りを傷つけられた痛みの後ろに今さら垣間見えるのであった。
タイトルは『平 忠盛』でもいいかもしれない。合掌。

由良御前の哀しみを雨の音に乗せて無言で表した中島演出◎
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