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BLを独占したがる自称「性的マイノリティ」にも困る。

他人の話を途中で勘違いして怒っちゃう人というのは、もともと言いたいことがあるのです。事情は人それぞれですが、何かしら恨みの心があって、それに気をとられているから、他人の話を勘違いしやすいのです。多くの映画にも示されていますね。

それでは一つ、当方の出会った例。

最近の若い人からは「BLにエロは要らない」という声が挙がっている。それなら『なに食べ』のようなコメディの掲載が増えるといいですね。1970年代の純愛路線にも注目してみてください。再版の見込みが立てば出版社も漫画家の先生たちもお喜びになるでしょう。

それだけの話をしていたのです。すると「市販雑誌でエロを読みたがる人なんて変」といって、人格攻撃してくる女性がある。

なにを言っているのでしょうか? こちらは読みたく「ない」という人のための話をしているのです。

でも、他人の話を聞く気がないようです。それどころか、自分の気に入らない相手を傷つけたいらしくて、性的いやがらせに類する下品な単語ばかり言って来る。

この人は「ノンセク」という種類の「性的マイノリティ」さんなのだそうです。それは「母親のトラウマ」のせいで精神的に大人になれない「アダルトチルドレン」だからなのだそうです。まだ口唇愛期にあるので、異性に噛みついて怪我をさせることが愛情表現なのだそうです。

そういう非常識な生き方を尊重しろといって、「ゲイコミュニティとの弱者同士の連帯」を掲げ、SNSを通じて、相手かまわず挨拶もなく怒鳴りつけるという積極的クレーム活動を展開しているので、たいへん意識高い性的マイノリティさんです。

しかも、たいへん過激な二次創作BL同人誌を発行していたのだそうです。だから同人誌即売会へ二次創作BL同人誌を買いに来る「みんな」の目的が「エロ」だけであることを知っているのだそうです。だからなんでしょうか?

まさにそのように思い込んでいる人がいるからこそ、「エロは要らない」という声もあるのです。

類は友を呼び、朱に交われば赤くなるのですから、本人の周囲に似たような人が集まるのは当然です。だからといって、その仲間になりたくない・目的が違うという少数派の存在を否定する根拠にはならないのです。

なぜ「性的マイノリティ」が、その程度のことを分かっていないのでしょうか?

あえて例えれば「BLにエロは要らない」というのは「色違いがほしい」とか「フレーバーの種類を増やしてほしい」という消費者の要望にすぎません。それを企業の経営者が「白物家電というんだから、白しか売れないに決まってる」とか言えば?

そうです。この性的マイノリティさんも、横暴な経営者同様、他人の話を聞かずに自分の先入観を優先したのです。つまり、性的マイノリティが多様性の共存を否定したのです。

なんでこんなお粗末なことになっちまったのかが重要なわけです。

【他人には読ませない】

ご本人がBL的なものに「目覚めた」きっかけは、少女漫画雑誌にBL的なものが混ざって掲載されていた時代に、そういう作品を読んだことだそうです。だったら真っ先に「また昔のように少女漫画雑誌でBL的なものを読みたいですね」と言うべき人物ですよね?

けれども、プロ漫画家になった同人が市販雑誌に同人時代と似たような作品を掲載したことは、気に入らないのだそうです。

いっぽうで、一時は飛ぶ鳥おとす勢いだったプロ小説家よりも「私たち」の同人誌のほうが売れるようになったので、大勢の仲間とともに陰口をいって、一人の小説家を笑いものにしていたそうです。

なにかひじょうに自分勝手な、偽善的な、危険な論理によっていることが予想されますね。この人にとって、自分が好きだったものを他人が読むと、どのように都合が悪いのでしょうか?

思い返すに、この人は、他人が読みたく「ない」という話をしていることが理解できないのでしたね。性的マイノリティなのに多様性の共存を尊重することができないのでしたね。

逆にいえば、この人は「BLといえばエロに決まってる」という先入観を持っているわけです。しかも市販雑誌にエロを載せてはいけないというご意見です。ということは「市販雑誌にBLを載せてはいけない」というご意見だということです。

ということは「BLは同人誌としてのみ提供されるべきである」というご意見だということです。見えて来ましたね。この人にとって、市販雑誌にBLが載ることは「縄張り荒らし」に感じられるということです。

市販雑誌を商売仇だと思っている。BLの売上を同人界で独占したいと思っている。なるほど、プロ漫画家になった同人が市販雑誌に同人時代と似たような作品を掲載したことが気に入らない道理です。

だとすると、この人は、日本全国で盆暮れにも働いている人や、病気療養中の人や、障碍があってコミケまで出かけて行くことがむずかしい人々に、まったく配慮していないということです。コミケに来ないやつはBLを読んではいけないと勝手に決めているのです。

たいへん、心の冷たい性的マイノリティさんです。自分の売上が最優先です。

しかも「世の中には自分とは正反対の価値観を持った人がいるかもしれない」とイメージすることさえできないのですね。「まず他人の話を聞いてみよう」という姿勢がないのですね。自分の先入観を他人に押しつければいいと思っているのですね。

それでどうやって自分自身が生きていけるつもりでしょうか? たいへん不思議な性的マイノリティさんです。

じつは、復讐がしたかったのです。「アダルトチルドレン」である自分自身が、よその人から「本当に子どもね」などと言われたから、自分も誰かに対して「世間知らずね」って言ってやりたくなっちゃったのです。

つまり、復讐する相手をまちがえて襲っちゃったのです。通り魔になっちゃったのです。

【ゲイは二次創作BLがきらいです】

同性志向の男性というのは「なよなよしている」と見なされることがあって、中高生時代には同世代の女性からもイジメられて来たのですから、「女同士でかたまって陰口を言っていた」なんて話を聞かされて、喜ぶわけがないのです。

彼らんところへは、何十年も前から、女たちが数人のグループになって押しかけては下品な質問をしたり、面と向かって笑いものにしたりするという被害を与えているのです。ゲイは「女のホモソーシャル」が大嫌いなのです。そっちで友達なくしたから、こっちでエロい話をさせてくれったって無理なのです。

「同人やっていた」と言う以上、自分はそういう被害とは無関係だとは言えないのです。よく売れていたと自慢する以上、その大勢の購読者の中に彼らに被害を与えた者が一人でもいなかったとは言えないのです。

自分自身が男性に向かって「創作物を真に受けて現実の女性に勝手な期待を持たないでほしいわ」と言っておきながら、「女性はストレート男性に厳しいけど、ゲイは女性に優しくしてくれるからいいのよ」と思っていますか?

彼らは何よりもその「ゲイだからなんとかに決まってる」という先入観によって利用されることをいやがっているのです。

女性は「BLを通じて男同士に詳しくなった自分は一般ピープルではなくオシャレなゲイの仲間だ」と思い込んでしまいがちですが、ゲイはBL同人の理解者ではありません。百歩ゆずって彼らのほうでもBL作品そのものを娯楽として利用しているだけです。

彼らは生身の女の自己満足に付き合わされるくらいだったら「ロリ」好きのストレート男性と共闘するほうがなんぼかマシだと思っています。気をつけましょう。


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Misha

Author:Misha
スマホ時代にさからう評論系長文ブログ。冷静に通読できる大人の読者様を想定しています。

「若い人」に直接呼びかける文章は、18歳以上のヤングアダルト対象です。高校生は受験を最優先してください。

書く人は、新旧とりまぜて映画とアニメを見ながら文芸書に取りくんでみたり、昔の漫画を思い出したり、お国の先行きを心配したりしております。

記事中の色つき文字は、映画中の台詞・挿入歌からの引用です。あらすじは、あまり申しませんので、楽しみに御覧ください。取り上げる作品は、暴力・エロスなど特殊な要素を含んでいることもあります。

ときおり、耽美・BL・同人・LGBTに言及します。いずれの分野からも、偏見と差別と自虐がなくなるといいと思っております。

「二次創作の責任を二十四年組に押しつけるな」「実在同性愛者に甘えるな」が基調です。

全体として、二十四年組ファンが社会学者に物申すという珍しい構図。一部勘違い同人を叱責することによって全体を守るという意図もあり、ときにかなり辛口です。

記事は時々予告なく手直し・削除・分割しております。保存は個人的閲覧の範囲で、お早めに御随意に。転載・改変利用は固くお断り申し上げます。

解題


Casketとは、玉手箱。

でも検索すると棺桶がならびます。来世まで持っていきたい好きな作品の記録帳とご理解ください。