Misha's Casket

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「LGBTは生理的に無理と言えばいい」の真意。

某市長さんのお話。これは「もっともらしい理屈をいって、おためごかしをしてないで、俺は差別したいとハッキリ認めればいい」ってことなのです。

某市長が「LGBTは生理的に無理と言えばいい」と発言したと報道されると、「言えばいいんだ」という脊髄反射が生まれがちですけれども、そこじゃないですね?

言い訳するな」が本当の意味です。

同性婚について「少子化が進むから良くない」と言うなら「孤独死を防げるから良い」と言い返すことができます。

同性婚を禁じられたから異性婚するということは起きないのですから、同性婚を禁止することによって、少子化は、良くも悪くもなりません。

少子化は異性志向者が結婚しなくなったことによるものであって、同性志向者のせいではありません。

そもそも同性志向というのは生まれつきであって「最近の若者はみんなオシャレで、なよなよしているから、ほっとくと全員ホモになってしまう」ということではありません。

ここまで説明した挙句に「しかし……」という人は、自分の中に「差別してやりたい」という気持ちがあることを認めましょう。

「あ、俺は差別的な、いやな人間だったんだ。いま、周囲の人からそう思われるようなことを言ってしまったんだ」と気づきましょう。

認めることが第一歩です。そこから反省して、差別しない人間になるもよし、あくまで差別人生を貫くぞと宣言してもよし。決然として選ぶ権利はあなたにあります。

自分自身の親御さんに対して、お子さんに対して、お孫さんに対して、配偶者に対して、親友に対して、恥ずかしくない生き方はどちらですか? そういう話です。

自分の中に、差別したい気持ち、言い訳したい気持ち、責任転嫁したい気持ち、「みんなそう思ってるだろ?」と他人に甘えたい気持ちがあることを認めましょう。くりかえしますが、それが新たな第一歩です。



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