Misha's Casket

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それは弱者同士の連帯ではなく、お客さんの甘えです。

ゲイというのは、ゲイとは自称したくない人も含めて、たんに異性に興味がないというよりは、同性に興味が「ある」人々なわけで、最終的には惚れた男と結婚したいのです。

配偶者控除、手術の同意書への署名、保険金・遺産の受取人など、互いの人生の重大局面において責任者として行動することを法的に(=全国的に)保障されたいのです。

いっぽう、女性というのは、男性よりも長生きなので、全国的な多数決としては強者です。

だから、女性がゲイと連帯するというのであれば、まずは女性同士が連帯して数千万件の署名を集め、国政・自治体を動かし、同性婚を実現させてやったというのでなければ、絶対少数派であるゲイにとって、メリットはありません。

それが実現した上で、じゃあゲイ側が「ぼくたちは女性の自由を認めます」と言っても、じつはこれは意味がないのです。

なぜなら、女性が好きでもない人と結婚させられない自由というのは、すでに憲法において個人の決定権として認められているからです。

また彼らが「ぼくは好きな男と結婚して、家事を分担しています」と言ったところで、ストレート男性が「そりゃお前がホモだからだろ。俺にゃ関係ねェよ」と言えば、結局のところ、女性にとって無意味です。

また、ゲイの中にも(じつは)企業重役・開業医などがいるでしょうが、彼らの判断で女性の雇用を増やしたとしても、微々たるものです。もともと彼ら自身が少ないから。

また、おそらく彼らの中にも「女がお茶くみ・コピー取りするのは当たり前でしょ」と思ってる人はいるはずです。

さらに「ぼくらは自分で産むことができないから結婚できても少子化改善の役には立たない。ねえさんが一人でも多く産んでやってくれよ」と言った場合、女性は窮地に立たされます。

【最大マジョリティ】

すでに若い人では「異性と交際・結婚する必要を感じない」という人口のほうが多いです。ノンセクシュアルは、もはや性的マイノリティではありません。最大マジョリティです。

若い最大マジョリティが、中高年以上の既婚者の偏見と闘っているならば、中年未婚男女が連帯する相手は、まずはこの人々です。

もし、中年未婚男女が署名活動において指導的な役割を果たし、数千万件の署名を集めて自治体を動かし、同性婚を認めさせたということであれば、ゲイ・レズビアンがおおいに感謝してくれるでしょう。

けれども「ノンセクシュアル」を自認する若い男女のなかにも同性婚反対者はいるでしょう。ゲイバーに興味のない人も多いことでしょう。

だから、中年男女が「ゲイバーを見てみたい。レズビアンと一緒に飲みたい」と言うのであれば、たんに本人がそういう趣味の人(ゲイチェイサー、トランスチェイサー)であって、ゲイ全体とノンセク全体の連帯の象徴ではありません。

みんなのための人権運動を自分個人の興味の満足のために口実にしただけです。

【それは連帯ではなく、甘えです】

きれいにお化粧なさったおネエ様たちの愛想の良さは無限の忍耐に支えられています。

あなたがそれを利用して、愚痴を聞いてもらうのであれば、たんに甘えているだけであり、ただのお客さんであって、連帯ではありません。

ゲイバーというのは、基本的には飲食物を提供するお店であって、ご商売ですから、マナーを守れるお客さんが来てくれるぶんには歓迎してくださるでしょう。歌謡ショーなどは大入り満員になったほうが良いに決まっております。

ですから行ったっていいですけれども、人間としての礼儀は守りましょう。女だから「おしとやか」ぶりっこすることを強制されるから不公平なのではありません。男性もマナーが必要です。

明確に「女性もどうぞ」と言ってくださるお店だけを利用させて頂くのがルールです。

「女性お断り」とは書いてないからいいじゃんということにはなりません。それでいいなら、女子トイレにも「男子禁制」って書いてないから俺が盗撮目的で入ったっていいじゃんという話になってしまいます。



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