Misha's Casket

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1人いたら、1000人いると思えばいいです。

ウェブ拍手、応援コメント、批判コメント、SNSにおける暴露的発言などは、いずれもサンプルであって、その裏には複数の同意者がいると思えばいいです。

少し前まで、わざわざパソコンを立ち上げて書き込むということをする人が少なかったので、2ちゃんねるなら2ちゃんねる、「はてな」なら「はてな」の中で済んでいたのですが、スマホの時代になってから、明らかに炎上しやすくなりました。申すまでもありませんね。

逆に考えれば、インターネット上で発言する人1人に対して、つねに数千人の同意者がいるものだと思えばいいです。

二次創作が好きだという人も数千人、きらいだという人も数千人。同人やっていた人が新宿二丁目へ行って来たと自慢すれば「真似しよう」と思う人も数千人。

「そういうのは良くないと思う」と言う人がいれば「私も行かないほうがいいと思う」という人も数千人。

「BLにエロは要らない」と言う人がいれば「私も要らないと思う」という人も数千人。「エロしか認めない」と言う人がいれば「わたしもエロ必須」という人も数千人。

さらに「どっちでも読むよ」という人も数千人。

そのそれぞれが「クラスタ」なわけですが、それ自体はどうってことないです。世の中にはいろいろな人がいるというだけです。問題になるのは他との関わりが生じた時です。

【他との関わりの悪い例】

ほんとうに数千人が新宿二丁目へ押しかけちゃった場合。あるいは原作応援サイトに対して二次創作妄想的なコメントが相次いだ場合。有名人のお墓が荒らされたという場合。

仲間意識の悪い例ですね。これに対しては内部から「同人活動そのものが法律で規制されてしまう前に自粛しましょう」と呼びかけることになります。

効力があるといいと思います。

【他との関わりの良い例】

出版社にとって重要なのは、新しい市場の開拓です。ビジネスチャンスはどこに転がっているかというと「すき間」です。いままで無視されていた場所です。

もしかしたら、現在主流だと思われている過激型BLの一ヶ月あたりの総発行部数に匹敵する人数が「あまり過激じゃないものなら買ってみてもいい」と思っているかもしれません。

憧れの先輩にお弁当を届ける式の他愛ないラブコメとしてのBL。将来を約束したところで終わる明るいお話。そういうものが求められているのかもしれません。


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