2017/03/13

同性婚を容認しても、子どもは生まれます。

「差別的な人ほど被害妄想を持ちやすい件」の、別の例。

「同性婚を認めると、男がみんなホモになるから、子どもが生まれなくなるじゃないか!」という人は、ご自分もなるつもりですか?

じつは「俺はもう子どもを作ったから大丈夫だが、いまの若い奴らはみんなナヨナヨしているから信用できない」ということですね。

ほんとうは、性的な問題以前に、自分自身が若い人に対して疎外感を感じている。ついて行けない、理解できない、相手にされない……。

わが身を「おちこちと飛び散らう落ち葉かな」と感じているのです。だから焦りがあるのです。

自慢する人には劣等感があります。もともと優越感を持っていた人は、それと同じ強さで深い劣等感を感じやすいのです。「みんなが俺を裏切って、つぎつぎと白が黒に変わってしまう」という、リバーシのようなイメージを持つのです。

実際には、もともと異性志向だった人が同性愛に「転ぶ」ということはありません。

憲法の一部改訂、または法律の整備ができれば、瞬間的に「じゃあ我々も結婚式を挙げよう」と名乗り出る人が増えるので、急に増えたように見えるかもしれませんが、かならず止まります。

あとは、つねに一定の割合(総人口の一割とみればいいでしょう)で共存し続けるだけです。

あとの九割は異性志向ですから、子どもは生まれます。生まれないとしたら異性志向者の社会の問題です。同性志向者に責任転嫁してはいけません。

ようするに母親サポートの不備であったり、就職難であったり、住宅難であったりということです。

つまり、それについて「打つ手なし」という絶望感があり、「若い奴らが俺の言うことを聞いて結婚しようとしない」という無力感があると、他コミュニティのせいにしたくなるのです。

それは、あえて申しますが、自国の問題を外国を占領することによって解決しようという発想と、根っこにおいて同じです。ご自戒ください。

【自称ノンセクさんへの注意】

同性志向者たちにとって「お前らのせいで少子化になっている」と言われることがいちばん不愉快で、困るわけです。

だから彼らにとって理想的なのは「同性婚が認められ、しかも異性婚する人も増えて、少子化が解決し、みんなハッピー」という状態です。

したがいまして「私は産みたくないから同性志向の皆さんの陰に隠してもらいたいわ」という弱者同士の連帯ごっこは、彼らにとってご迷惑です。

自分だけの価値観で「彼らを利用できる」と思ってしまうことは、控えましょう。



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