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「同人やっていたノンセクさん、集まれ~~!」が正解です。

「同人やっていた自称ノンセク」さんが職場で孤立しているが、インターネットは使えるということであれば、まず「同人やっていたノンセクさん、集まれ~~! 二次創作BLの話をしましょう!」が正解です。

ツイッターではひんしゅくを買うというのであれば、ミクシィでもいいです。2ちゃんねるでもいいです。荒らしはスルー推奨です。自分が荒らしになっちまわないように気をつけましょう。

エバーノートなどのファイル共有機能を使えば、リレー小説も可能なはずです。けれども?

【二次元ファンの世界で孤立】

もともと原作に関心がない。アニメ番組も観ていない。キャラクターの名前だけ利用して、自分の想像のおもむくままに性的な小説を書いて、それでもいいと言ってくれるイベント来場者に買ってもらっていただけ。

だから「原作のあの台詞がよかった」とか「アニメ声優の誰それがいい」といった話ができない。今でも書いているというなら読んでやるという人もいるだろうけれども、カネにならないなら書く気がしない。言いたいことは「私の同人誌はよく売れた」という昔の自慢だけ。

他人から「すご~~い」とか「うらやましい~~」とか言ってもらいたいだけ。

それじゃやっぱり、仲間から愛されません。

まして自分だけ(大学の先輩後輩のよしみで)編集者から連絡をもらっていたというなら、もらっていなかった高卒同人は「不公平だ」と思うだけです。

【ゲイの敵】

彼らが最もいやがることは、ストレートの都合で利用されることです。

これは本当に人権運動に関心があって、著名なアクティヴィストを何人かフォローしたり、サイトを読んだりするだけで分かることです。

それさえしていない者がゲイバーに乗り込んではしゃぐというのは、例えて言うと、非リア男性がレズビアンカップルの間に割り込んで、彼女たちを両手に抱え、「こういうのを弱者同士の連帯っていうんだぜ!」というのと同じことです。

そしてステージに向かって「いいぞ~~ねえちゃん! ヒューヒュー」ってのと同じことです。田舎者まる出しのダメ客です。

【BLの本質】

もともとBLというのは、女性が(気晴らしのために)悪い男の真似をしてふざけるという意味があります。

なぜ、1970年代以前の小説・映画・漫画では能動的なほうの男性が西欧の貴族・日本の大名・その末裔である華族として描かれているのか?

彼らには特権があると見なされていたからです。人里離れた城館で、中奥で、なにをしても警察につかまらない。そういう身分だと思われていたからです。

そのお殿様の言動を描写することによって、女性自身が「えらい」人になったような気分になる。いや、えらい人よりも、もっと目上の立場になって、男社会を観察し、諷刺し、男の秘密を握ったような気分になれる。

百歩譲って「それが、このせちがらい世の中を渡っていくためのストレス解消になるので『表現の自由』の名の下に同好者と共有させてください。自活手段にもなるので発禁にしないでください」と言えるだけです。

「私は外国の貴族なんか書いてないわ! 日本のアニメキャラを利用していただけよ!」と言っても同じことです。

日本全国だれでも知っている超有名キャラクターが何でも自分の言いなりになるような気分になっていたからです。

それを他の女性ファンが聞くと「なにを勝手なことを」と思うから、女性の「アンチ」というのも存在するのです。

【女のお殿様ごっこ】

話の流れ上、前記事の一部をくり返しますが、世の中にはBLの消滅を願って「女王様が男性を調教するような話にすればいい」とアドバイスする人もあります。

けれども、女王様が男の召使を呼んで「わらわは疲れたわ。あとはお前がやりなさい」と命令すれば同じことです。

だから、レディコミ趣味というのは意外に簡単にBL趣味にひっくり返ります。逆に「レディコミを読むことができない」という人が、地で行ってしまうこともあります。

すなわち、自分自身をゲイの世界へ持ち込んで、言うことを聞かせようとするのです。

自分のことを女のお殿様だと勘違いしているから、同性志向の男性を見つけたと思うと「恋人はいるのか、どんな性行為をするのか、いつ目覚めたのか」とプライベートな質問をするのです。

ゲイは女の召使だから答えるのが当たり前だと思っているのです。

とくに「同人誌即売会には味方が大勢いた」という気分で酔っていて、誰からも批判されないつもりになっていると、歯止めがきかないのです。

彼らは、そういう女王様ごっこに何十年も前から苦しめられてきたのです。

【再発防止】

母親のトラウマと創作物と女性の人権運動とゲイの人権運動を短絡させてしまった間違いだらけのフェミニズムと、それを真に受けてしまった中年がいることが分かった以上は、他の人にできることは情報の共有と再発防止です。

ゲイコミュニティが何十年間も被害を受け続けているということは、似たような人が他にもいるということですから、誰のことか特定しなくていいです。

「そんな人もいるんだ」と思った人が、真似しないでくれればいいです。

いまの若い人は、生まれた時からネット社会なので「リテラシー」が高いし、いい意味で空気を読むことも得意なので、やっちまう人はだんだん減ってくることと信じます。

BLの権利を守りたい人は、ゲイの権利も守ってあげてください。それが新時代の女の余裕です。本当に「女が強くなる」ということです。


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Misha

Author:Misha
スマホ時代にさからう評論系長文ブログ。冷静に通読できる大人の読者様を想定しています。

「若い人」に直接呼びかける文章は、18歳以上のヤングアダルト対象です。高校生は受験・就活を最優先してください。

書く人は、新旧とりまぜて映画とアニメを見ながら文芸書に取りくんでみたり、昔の漫画を思い出したり、お国の先行きを心配したりしております。

映画評は、アップロードする以上は「下げる」ようなことは言わないことにしております。あらすじもあまり申し上げませんので、楽しみに御覧になってください。記事冒頭の色つき文字は映画中の台詞・挿入歌の歌詞からの引用です。

なお、取り上げる作品は、暴力・エロスなど特殊な要素を含んでいることもあります。

ときおり、耽美・BL・同人・LGBTに言及します。いずれの分野からも、偏見と差別と自虐がなくなるといいと思っております。

「二次創作の責任を二十四年組に押しつけるな」「実在同性愛者に甘えるな」が基調です。

全体として、二十四年組ファンが社会学者に物申すという珍しい構図。一部勘違い同人を叱責することによって全体を守るという意図もあり、ときにかなり辛口です。

記事は時々予告なく手直し・分割・削除しております。保存は個人的閲覧の範囲で、お早めに御随意に。転載・改変利用は固くお断り申し上げます。

解題


Casketとは、玉手箱。

でも検索すると棺桶がならびます。来世まで持っていきたい好きな作品の記録帳とご理解ください。