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自分のブログでやれと言う人が、自分のブログでやりましょう。

まずですね。他人同士の会話のなかに自分の気に入らない要素があったので、初対面なのに挨拶もなく「そういう偏見を広めないでください。自分のブログでやってください」と申し入れた。

すると言われたほうが「この人おかしいです」と、つぶやいた。

そしたら周囲のフォロワーが一斉にクレーマーをブロックした。したがって、運営によって(自動的に)危険アカウントとして認識され、凍結された。

その後、事情を説明して、アカウントを復活してもらったけれども、気持ちがおさまらない、と。

申すまでもなく、SNS上のトラブルの一例ですが、これは、まことに残念ながら、裁判に訴えてもクレーマーの負けでしょう。

なぜなら「おかしいです」とつぶやいた人は、自分がそう思ったからそう言っただけです。周囲はまたそれぞれに自分で判断しただけです。

イジメの構図というのは微妙なものです。年々巧妙になると言ってもいい。だからこそ教訓を得ましょう。

【自分の意見を発表しましょう】

よそ様のタイムラインに対して、越境&直談判を申し入れる前に、自分のブログにおいて、自分自身の意見として「世の中には何々という人もいますが、それはこのような歴史的経緯によって発生した偏見です。私の読者さんだけでも知っておいて頂きたい」と表明することができます。

ツイッターも「短文投稿ブログ」と呼ばれたくらいで、ブログの一種ですから、そのような主張の場として使うことができます。あまり長くならないほうがいいですが。

それが、あなたの気に入らない会話をしている人々の耳に届くかどうかは分かりません。もしかしたら瞬間的に頻回リツイートが発生して、トレンドになるかもしれません。ならないかもしれません。

【他人を変えることはできない】

アドラー式個人心理学を読むときに心得ておいたほうがいいのは、彼がユダヤ系だったことです。だから彼自身が偏っていたというのではなく、イジメられやすい立場だったことです。

すなわち、彼が「他人を変えることはできない」と言ったなら、変えることができると思って論戦をふっかけると自分が危険である。また他人のほうでも我々の宗教・習慣を変えることができると思ってお節介をやかないでほしい。そういう意味です。

だからこそ「血の粛清するしかない」と思ってしまった党首もいたわけですね。

ヨーロッパには本当に恐ろしい歴史があります。アジアにもあります。アジアとヨーロッパの間にもあります。

だから、少なくともそれを反省した国と地域は、言いたいことをそれぞれに言っていい(他人がやめさせようとしてはいけない)ことにしたのです。

戦後の欧米で個人心理学が普及したなら、それが民族の経験が生んだ命がけの処世術だからです。

【がんばらないけど、あきらめない】

経験的に、世論って20年くらいかけて変わって行くものです。

最初のうちは「日焼けの害」とか「重曹でお掃除」なんてのも、また変な宗教が流行り始めたみたいに思われるものです。

でも、数字を挙げ、証明の努力を続けるうちに、賛同者が増えるのです。「がんばらないけど諦めない」くらいの気持ちで穏やかに説明し続けるのがいいです。

なお「賛同しない人を根絶やしにする」ってことはできません。「してやる」と考えること自体が危険です。

戦争したがる人・人権尊重に反対する人というのは根絶やしになってくれたほうがいいんですが、事実として、なりません。だからといって女性のほうから男性を襲ってはいけませんね。(それじゃ自分が侵略者です)

分かってもらう努力を言葉のうえで続ける。言葉使いはふつうに丁寧に。人格攻撃はしない。マンデラを始め、人権運動を成功させた人々に共通する基本姿勢です。

【ゆるいつながり】

SNSにおける「ゆるいつながり」というのは、じつは「話しかけて来るな」という禁止ルールの婉曲表現だと思えばいいです。

運営がそう説明しているのではなく、サービス利用者のほうでそう思っておけばいいです。

ハッシュタグを利用して、おなじ話題を共有しつつも、それぞれに「おいしそう」とか「行ってみたい」など、ひとりごとを言っているわけですね。

直接「@」を飛ばして話し合っている人同士は、もともとリアルでお友達の人たちです。今なお、基本的にそう思っておけばいいです。

その代わり、全体に向かって自分なりの意見を述べることもできます。だからこそ、劇場型犯罪の温床にもなるのですね。

ようするに、ツイッターの使い方の問題なのです。「ゆるい」と言われて真に受けないことが重要です。

【あわててアップロードしなくていいです】

自分のブログに挙げる記事が書けたら「よし!」と思ってアップロードしなくていいです。いったん外に出て散歩しましょう。

歩行が脳を活性化し「待てよ。あの段落は入れかえたほうがいいな」とか「あの単語は誤解されやすいな」など、アラが見えてきます。

また、ひと眠りすると脳内が整理されるので、起きぬけにまとまった文章がひと息に書けることもあります。

そのうえで、もう一回散歩に出てもいいです。

重要なことは「他人の動きについて行ける人は、ついて行けることによって評価される」のであって、ついて行けない人は評価されないのではない、という点です。

ゆっくりやることによって評価される人もあるのです。ノーコメントを貫くことによって評価される場面もあるのです。

ついて行けない人(なにもアップロードせずに黙っている人)を、わざわざ見つけ出して笑いものにする人があれば、その人自身の内面に問題があります。

逆にいえば「なにもアップロードしないと笑いものにされてしまう」と思って焦っちゃう人というのは、自分自身が「なにもアップロードしない人を笑いものにしてやろうと思っている」のです。

つまり、自分で自分を差別してしまっているのです。

気をつけましょう。



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Misha

Author:Misha
スマホ時代にさからう評論系長文ブログ。冷静に通読できる大人の読者様を想定しています。

「若い人」に直接呼びかける文章は、18歳以上のヤングアダルト対象です。高校生は受験を最優先してください。

書く人は、新旧とりまぜて映画とアニメを見ながら文芸書に取りくんでみたり、昔の漫画を思い出したり、お国の先行きを心配したりしております。

記事中の色つき文字は、映画中の台詞・挿入歌からの引用です。あらすじは、あまり申しませんので、楽しみに御覧ください。取り上げる作品は、暴力・エロスなど特殊な要素を含んでいることもあります。

ときおり、耽美・BL・同人・LGBTに言及します。いずれの分野からも、偏見と差別と自虐がなくなるといいと思っております。

「二次創作の責任を二十四年組に押しつけるな」「実在同性愛者に甘えるな」が基調です。

全体として、二十四年組ファンが社会学者に物申すという珍しい構図。一部勘違い同人を叱責することによって全体を守るという意図もあり、ときにかなり辛口です。

記事は時々予告なく手直し・削除・分割しております。保存は個人的閲覧の範囲で、お早めに御随意に。転載・改変利用は固くお断り申し上げます。

解題


Casketとは、玉手箱。

でも検索すると棺桶がならびます。来世まで持っていきたい好きな作品の記録帳とご理解ください。