Misha's Casket

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男同士にも育児と職業の両立の苦労をさせてやればいいです。

1980年代の若いゲイカップルを撮影したドキュメンタリー映画を観て、当時のフェミニストが怒ったんですって。

「この男どもは本当の育児と職業の両立の苦労も知らないくせに、お互いをパパ・ママと呼び合って、ままごとしている!」って。

もちろんパパが居間の中央で新聞ひろげてる役。ママがごはんを作る役です。そういうステレオタイプが再生産されているせいで、本物の女である我々がどんだけ苦労してると思ってんだ! って。

だったらゲイカップルにも育児と職業の両立の苦労をさせてやればいいです。男同士で養子をもらえるように法律を改正してやればいいです。

彼らが差別されているのは、我々が差別しているからです。

そのうち彼らは「おなじ男なのに、一方の負担が大きいのは不公平だ」って言い出すでしょう。そしたら、男のパパと男のママは家事を分担するようになるでしょう。

「でも、女のママは今までどおり一人でやればいいじゃん。母性本能があるから出来るでしょ」って言うでしょう。

そうです。彼らに育児を禁止しようが、解禁しようが、女性にとってなんのメリットもありません。

それでも本人たちがやりたいというものは、やらせてやる。それが多数決上の強者が少数者に対して責任を持つということです。

「なんのメリットもないのに、どうして私たちが彼らのために法案を挙げてやる苦労をしなきゃならないの!?」というなら、一般男性だって同じことです。

男たちが女性に協力したがらないのは、ようするに自分の家事負担が増えるのがいやだからです。



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