STARZドラマ『スパルタカス』第5巻。

  17, 2012 10:18
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朝風が秋めいて参りました。空が高いです。でも地上は蒸し暑いです(´・ω・`)
湿度の高い日は汗が乾かないので体温が体内に籠りやすく、「低気温なのに熱中症」ということがあり得るそうです。
体調と気候の変化には充分お気をつけ下さい。

マウスをケーブルレスに変えました。購入後「せっかく買ったのに動かない」と思ってしばらく放っておいたのを主人が見つけ、黙って絶縁紙を引っこ抜いてくれました(ノ´∀`*) マウスポインタの滑りが良くなりすぎてまだちょっと使い慣れないです。でもケーブルを気にしなくて良いので手首が楽になりそう。

マヌー・ベネットのクリクススは復活しました。物語は、ほぼ彼を中心に廻っています。本来の主役は存在感をであがなう格好になりました。

以下、十八禁海外有料放送ドラマの話題につき、あらかじめご了承ください。
サブタイトル「仮面の裏側」、原題は「Whore」、ちょっと翻訳しないほうがいい言葉。でも確かにそれをテーマに話がまとまっているのだから見事なものだと思う。

俳優たちがキャピュアと発音するCapuaの街は、イタリアの「長靴」の足首のあたり、南側の海岸沿いにある。ローマから見ると、はるか南方の田舎町だ。元老院や軍の最高幹部である者たちの夫人が、そこまでお忍びで来て、アバンチュールを楽しもうとする。

貴婦人たちが「ときには娼婦のように」なら、そのお相手としてご指名される剣闘士たちも「しょせん売りもの買いもの」だ。

俳優たちの「素」の経験としても、このドラマは「ミスタ・ユニヴァースに出場するのか」と笑われそうなほど肉体を鍛えて、それをオーディションでさらし、初めて端役をもらえる、というふうになっているはずで、身につまされる思いかもしれない。

もちろん視聴者はそれも承知で楽しく観るわけで、エロスもアクションも陰謀話も俳優の素の苦労も根は同じ、見ているぶんには楽しいという悪趣味である。

今回は、しかし悪趣味といって終わらせるには惜しい美しさを堪能できた。貴婦人の肉体はほんとうに真珠のように白く輝いている。どんなメイク、撮影をするんだろう。男優は金粉を塗られた!
二人とも身分などがバレないように仮面をつけており(だから「仮面の裏側」)交わる姿は古代の儀式のようでもある。身体のラインの美しさもあわせて、輝かしい交接シーンだった。
肉体美が人を感動させるのは、その「裏側」にある維持の努力をしのばせるからでもある。男も女もジムとエステに通ってるんでしょうねーー

とはいえ、エロスとアクションの刺激は、それ自体ではすぐ飽きる。視聴率がうなぎ昇り(米国での本放送時にそうだったらしい)ってことはない。このドラマが面白いのは、複数の人物の思惑が絡んで、一気に恐ろしい事件に帰結するところだ。だからまぁ……後味はあんまり良くない。ただし、続きが気になる。「どう落とし前をつけるんだ!?」と思わせてくれる。それにまた、どんでん返しで応えてくれる。どっかの大河とは(以下略)

二話で一枚のDVD。後半は「宴の慰み」前半に引き続き色っぽいタイトル。場面の切り替えがこっちのほうが面白かった。スパルタカスと相棒ウァロが闘技場で勝って、養成所の中庭へ凱旋する、その姿をカメラが追っていくと、仏頂面のクリクススがフレームイン、その奥にはアシュールがいて、クリクススに近づき嫌味をいう。そうそう、これこれ。

前の場面に次の場面の音声がかぶったり、画面をエキストラが横切ると、その後ろでもう次の場面が始まっていたり。人物の体そのものが場面を分ける緞帳のように使われていた。素人としては「どう合成するんだろう( ゚д゚)」と呆気にとられるばかりだ。

ストーリーは相変わらず取りこぼしがないというのか少ない人数で最大限まわしているというのか。

本筋のうねりもすごかったが、ちょっとした部分では、主人公が「宴の慰み」である模擬戦の相談と激励のために、ふだんは入らない主人の居室まで呼ばれて入り、傍目八目でチェス(的なボードゲーム)に口を挟み、意外な一面をみせて更に主人に気に入られると同時に、それまで(奴隷の中では比較的優位な立場として)ゲームの相手をしていたアシュールが「ワインを持ってこい」と追っ払われ、仏頂面でふだんは降りていくはずのないワイン蔵まで降りていくと、他の奴隷の秘密を目撃してしまう……という辺り、上手いと思った。

女性奴隷・護衛兵のキャラクターも新たに紹介され、宴の背景として立っている彼らにも目が行くようになり、画面の奥行きも増したような気がする。さァ次が楽しみ。



ところでブログの投稿ジャンルが「映画」「テレビ・ラジオ」に分かれてるのだが、「テレビドラマのクライマックスは映画館で」ってこともある現在、この分け方はどうなのか。スパルタカスならドラマのほかに古典的な映画作品もあるし、「映画・ドラマ」で語りたいような気もする。
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2017/04/26 (Wed) 05:26 | EDIT | REPLY |   

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