すべて女の同人がやったことだと言いたいなら、さっさとゲイに謝りましょう。

  26, 2017 11:03
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1970年代に二十四年組による美少年漫画の少女向け全国誌掲載を決定したのは、その発行元である大手出版社に勤務していた男性編集長です。

また1990年代に「ボーイズラブ」という言葉を発明したのは、出版社を経営していた男性とされています。

彼らが売ったものが、ゲイバーにおける人権侵害の原因になっているとゲイコミュニティが指摘して来たのであれば、プロ創作家だけが責められることではありません。

出版社の経営者および編集長が社会的責任として読者に自粛を呼びかければよいことです。

「漫画を買わないでください」ではなく、「買ったうえでゲイバーへ行かないでください」です。「飲んだら乗るな」と同じことです。「パチンコやってもいいですが、子どもを車内に放置しないでください」と同じことです。

パチンコ台そのものの製造職人や、煙草の葉の生産農家や、ワインの醸造蔵が記者会見を開くのではなく、それを仕入れて小売店へ卸すという営業活動をしている企業が広告を打っているのですから、出版社にもできるはずです。

出版社が「注意文を印刷する」ということができないわけがありません。

と言うと「女の編集もいるよ!」と言って来る人があります。自分の同人活動の先輩が大手出版社に就職できたという自慢話だそうで、1990年頃のことらしいです。

じゃあ、その女の先輩が何をしたんですか? って話です。

二十四年組をデビューさせたんですか? ボーイズラブという言葉を発明し、雑誌を創刊したり、文庫を創設したりしたんですか? その責任を取るということですか?

プロを弁護し、出版社の製造責任を問うという話をさえぎってまで「男の編集に恩義などない。BLは私たち女の子のものだ! すべて女の同人がやったことだ!」と言いたいなら、さっさとゲイに謝るといいです。

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