女性の編集者に責任があると言いたいなら、先輩と一緒に謝りましょう。

  14, 2017 11:03
  •  -
  •  -
1970年代に、二十四年組による特殊な少年漫画を少女向け全国誌で公開することを決定したのは当時の編集長。成人男性です。高い確率でストレート。

そのヒットを受けて、1978年にBL専門誌の草分け『JUNE』を創刊したのも成人男性です。

同年に連載開始した『パタリロ!』の作者も担当編集者も男性です。当時の白泉社の社長も男性だったことでしょう。

1990年代に「ボーイズラブ」という和製英語を考案したのも出版社の社長であるところの成人男性とされています。

ということは、もしゲイコミュニティが「創作物から影響を受けやすく偏見を持ちやすい未成年者に同性愛の話を読ませるな」と言って来た場合、「それは俺が決めたことだ。責任は俺が取る」と言うべきは、男性編集長たちです。

もし、あなたがこの話を否定して「でも女性の編集者もいるんですよ! 女性の活躍を無視しないでください!」と言いたいなら?

それは、女性の編集者の責任で、ゲイの受ける人権被害が増えたということです。女性の平社員が全社を代表してゲイコミュニティに謝罪しますか? 

もし、あなたが「BLはジェンダー論っていうよりビジネスなのよ」と言うなら、男女平等にビジネスの責任を取って謝罪するべきだということです。

「女性は立場が弱いから責任も弱い」と言って、男性編集長の陰に隠れることはできないということです。

どうしますか? 「女性の権利を無視しないでください! 女性の活躍を認めてください!」と叫ぶということは、責任も取れるということですね?

華やかに見える自由の裏には、苦しい犠牲と責任があることを知れ。(1946年映画『わが青春に悔いなし』)

他人がなんの話をしているのか、よく確認しないで、やたらと被害者ぶってクレームすると、自分が困ることになります。気をつけましょう。


Related Entries