二次創作同人の恨みとは?

  15, 2017 11:02
  •  -
  •  -
二次創作同人誌というのは、一般書店では販売されておりませんから、「私の同人誌が売れなくなった」という恨みは、一般読者に対するものではありません。

おなじイベントの参加者に対するものです。

「あいつら脱税するくらいカネ持ってるくせに私の同人誌を買ってくれなかった」というものです。

だから「同人というのはもともと気のいい連中で、二次創作さえ『レッセ・フェール』してもらえれば、それ以上悪いことなんてしませんよ」という言い方ができません。「あいつらカネのことしか考えてないんだよ」という暴露話の形を取るのです。

じつは、誰よりも自分自身が(取りっぱぐれた)おカネのことしか考えることができなくなってしまっているのです。

黒バス犯も、おなじ理屈でイベントを狙ったのです。

【ゲイをからかって同人に復讐】

「どおしてホモって言っちゃダメなの~~? むかし私が同人やっていた頃、同人の先輩からすごく叱られたけど、どおして私が叱られなきゃいけないの~~?」

それは、ゲイに訊くことではありません。

同様に「吊橋理論で同性愛に目覚めることって本当にあるの?」というのも、ゲイに訊くことではありません。

それは二次創作BL趣味そのものです。ゲイコミュニティは「ホモになる」という発想を認めません。女性がアニパロに目覚めたのとは訳が違うのです。

しかも、第三者による冷静な説明では納得せずに「ゲイの口から直接答えを聞きたい」というのでは、セクハラです。

おそらく、次に飛び出す質問は「あなたはいつどうやってホモになったの~~?」でしょう。

同人の先輩たちは、そういう自分勝手な女が実在の皆様に迷惑かけることを予防したかったのです。

【男同士の吊橋理論と二次創作BL】

もともとゲイバーの飲み友達だった人々が危険をともにした日から深い仲になったということはあるかもしれませんが、ストレート男性同士の友情が性欲に転換することはありません。

あると思ってるのは、BLを読みすぎて「男だけの学校や職場ではそういうことが必ず起こる」と信じ込んでしまった人だけです。そのBL特有の世界観が、もともと明治文学に依拠しているのです。

「でも最近では、もともとゲイというBLもありますよ♪」なんて面白半分に言ってみたがる人もあるかもしれませんね。その通りです。だからこそ、二次創作BLが危険視されるのです。

もともとストレート男性として一般公開されたキャラクターを利用する二次創作BLは、ストレートが何かの拍子にホモになるという偏見を助長しやすいので、不適切であると言えてしまうからです。

これを同人側が回避するには「私たちの創作活動が偏見を助長することはありません。少なくとも私たちの仲間は、実在の皆様に余計な質問をしたりしないことを誓います」と言うことです。

だからこそ、今ごろになって、わざとその約束に逆らおうとする人もいるのです。

でも、同人の先輩への復讐の道具として、ゲイを利用するのはやめましょう。


Related Entries