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自分にカマトトというレッテルを貼るより、心のおとなになりましょう。

この件は、もともと「BL・レディコミの表現規制」という話の一環なのです。

どこかに「女性が過激な創作物を読んで自慰するのは、おはしたないので、過激な創作物を発禁にいたしましょうざます」とか言ったご婦人がいたらしいんですよ。

そしたらサブカル系アカウントがぽつりと「カマトトは氏ね」ってつぶやいたのです。

そしたら自称性的マイノリティが「自慰できない人もいるんですよ!」って越境したのです。1番目じゃなくて、2番目の人に。挨拶も何もなく、それだけを怒鳴り込んだのです。

本人は被害者ぶってるのです。だから他人を怒鳴りつける権利があると思い込んでるのです。「弱者の声を挙げて行く!」とかいって、一人でシュプレヒコールごっこしてるのです。

でも、今その話じゃないでしょ? 表現規制の話でしょ? 漫画を発禁にしようという人がカマトトなんでしょ? なんで自分のことだと思っちゃうの?

「他人がいつでも自分の噂をしてくれている」って期待してるんでしょうか? 自意識過剰のナルシストですよね。越境された2番目さんも気味が悪かっただろうな……と思うのです。

そもそも、自慰できない人ってカマトトなんですか? 誰がそう決めたんですか? 他人から言われたので信じ込んじゃったんですか?

それは、あなたが他人の価値観に従って生きているというだけですよね? 自分がそういう生き方を選んだんですよね? そのほうが楽だからですよね? 可哀想ぶってりゃ同情してもらえてラッキーだからですよね?

でも「私は自慰できなくても過激BLを読んだり書いたりできるからカマトトじゃないわ! 表現規制反対!」って言ってりゃいいじゃないですか?

本当に言いたいことは「私は自慰できないことに劣等感を持っているんですよ! 職場のガールズトークに加われないから悔しいんですよ!」ですよね。

でも、そんな話、わざわざしてくれなくていいです。漫画が規制されるかどうかという時に、なんの役にも立ちません。他人の話を逸らして自分の話にすり替えたがる人は、ただの目立ちたがりです。バカッターの同類です。

「弱者の声を挙げて行く」ごっこに夢中で、ただの言葉の暴力になってしまっている人には困るのです。

まことに残念ながら、こういう例が多いようなら「性的に欲求不満な女はヒステリーになりやすい」という昔懐かしい言説が戻って来ちゃうのです。(1980年代にはまだ言っていたみたいですね)

恥の上塗りしたくなかったら、肉体がどうあれ、心でおとなになりましょう。

おとなになれないと言うなら「なりたくない」ということです。すなわち「ならないほうが得だ。世間知らずなふりして誰にでも喧嘩を売れば、いつでもストレス解消できるもん♪」という無意識の計算ずくです。それは危険アカウントです。

【売れなくなったのではなく、逃げたのです】

「Mのせいで同人誌が売れなくなった人の会」が結成されていないのは、おかしいのです。

「私もMのせいで売れなくなりました」と声を掛けてくる人が一人もいないのは、おかしいのです。

そういう人同士で、メールリストでも、ライングループでも、オフ会でも作って、現在の職場で「独身は可哀想と言われた」とか「実家がうるさい」とか愚痴を言い合ったりすれば、「仲間がいるから大丈夫」という自信になるし、ストレス解消できるはずなのです。

合同誌を出版することにしてもいいです。「でも売上金を持ち逃げされちゃうから」じゃなくて、自分が責任者になればいいです。悪い事件もあったことを知っている人だからこそ、自分が責任持って分配すればいいです。それで若い出展者から「まだやってるんですか?」と笑いものにされたら「何歳だっていいのよ!」と叱ってやってもいいです。

すべての同人は平等です。

もし昔の仲間が今ではオヤジ趣味にシフトしてしまったのでついて行けないというなら、若い読者のために可愛いキャラで書けばいいです。「でも今の人は純愛路線だって言うから」じゃなくて、今の若い人に改めて過激路線の面白さを教えてやればいいです。

他人のせいで売れなくなったということは自分の実力不足のせいではなかったという意味です。自分の作品はぜったい面白いという自信があるなら、かならずまた売れるはずです。読者を18歳以上に限定すれば、さしあたって「子どもに見せた」という意味では条例に引っかかりません。

なぜ、何もしないのですか? なぜ情報のはざまで立ちすくみ、活路を見出そうとしないのですか? これらのことが出来ていれば、ゲイコミュニティに依存する必要はないはずです。

じつは、M事件に関連して同人誌も取り締まりが厳しくなるというデマを聞いて、自分から「やばい」と思って逃げたのです。

もう同人・BLの世界からはスッパリ足を洗ったつもりで、これからは「カマトト」を自称して、あれができない・これが見たくないと純情ぶって生きていくことに決めたのです。そうすれば、職場や学校の同窓会で言い訳が立つからです。

でも、他人が二十四組の話をしているのを聞いて「私の同人誌はもっとエロかったからプロより売れていたんだよ!」と自慢したくなってしまったのです。

自慢する人には劣等感があります。やたらと自己露出したがり、越境したがる人の本音は「そうでもしないと誰も私なんかに注目してくれない。話しかけてくれない」という劣等感です。

根本にあるのは「今の職場で寂しい」という気持ちです。

だから実家へ帰りたくなってしまったので「お母さんが、お母さんが」と言うのです。若い人は、同人やるなら本腰を据えましょう。なにがなんでも生き残る努力をしましょう。

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Misha

Author:Misha
スマホ時代にさからう評論系長文ブログ。冷静に通読できる大人の読者様を想定しています。

「若い人」に直接呼びかける文章は、18歳以上のヤングアダルト対象です。高校生は受験・就活を最優先してください。

書く人は、新旧とりまぜて映画とアニメを見ながら文芸書に取りくんでみたり、昔の漫画を思い出したり、お国の先行きを心配したりしております。

映画評は、アップロードする以上は「下げる」ようなことは言わないことにしております。あらすじもあまり申し上げませんので、楽しみに御覧になってください。記事冒頭の色つき文字は映画中の台詞・挿入歌の歌詞からの引用です。

なお、取り上げる作品は、暴力・エロスなど特殊な要素を含んでいることもあります。

ときおり、耽美・BL・同人・LGBTに言及します。いずれの分野からも、偏見と差別と自虐がなくなるといいと思っております。

「二次創作の責任を二十四年組に押しつけるな」「実在同性愛者に甘えるな」が基調です。

全体として、二十四年組ファンが社会学者に物申すという珍しい構図。一部勘違い同人を叱責することによって全体を守るという意図もあり、ときにかなり辛口です。

記事は時々予告なく手直し・分割・削除しております。保存は個人的閲覧の範囲で、お早めに御随意に。転載・改変利用は固くお断り申し上げます。

解題


Casketとは、玉手箱。

でも検索すると棺桶がならびます。来世まで持っていきたい好きな作品の記録帳とご理解ください。