うまくやるとは? ~2020年以降のために、その2

  05, 2017 11:02
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「著作権者が『うまくやってくれ』と言ってるから二次創作してもいいんだ♪」じゃないです。

著作権者が「うまくやってくれ」と言うのは「俺に迷惑かけるな」という意味です。

「口が裂けても俺の名前を出すな。氏んでも『原作者に大目に見てもらってる』とか言うな」です。

「俺んとこへ『本当ですか?』とか『早く告訴しろ』とかいう電話が来るのは迷惑なんだよ。仕事の邪魔なんだよ!」です。

「やっていい」なんて言ってません。隠れてろって意味です。「えらそうに出てくるな、二次のくせに」って言ってるのです。

例えば時代劇で悪代官が悪徳商人に向かって「うまくやれよ」と言った時は、かわら版で宣伝しろって意味ではありませんね? 絶対に見つかるなって意味です。

「原作者が『うまくやってくれ』って言ってるから、うまくやればいいんじゃないの?」じゃないのです。

これを聞いた時にゃ「同人って本当に世間知らずなんだな……」と思いました。

そんなこったから「田舎くさい」って言われるのです。晴海や県庁所在地に集まったから都会的なのではないのです。そう信じてヒャッハーしてる即売会参加者全員が世間知らずでダメだこりゃって言われてるのです。

警察や公共交通機関との約束も守れないし、前日から行列しないなんて自分たちで決めたルールも守れないし、他人の墓に落書きするし……。

そんなイベント、どこの自治体だって持ち込まれたくありません。誰も会場を貸したくありません。同人誌即売会参加者が一般社会のルールを無視する連中だというなら、一般人が最も危惧するのは「うちの子が誘拐されたら困る」です。

そう思われたくなかったら、お行儀よくしましょう。そろそろ本気で2020年以降を考えましょう。

同人誌即売会が開催されなくなれば、若い人がおカネを持って他の娯楽施設に向かうだけのことですから、日本国全体にとって損失ではないのです。むしろ「サブカルに客を取られた」と思っていた業界にとっては再チャンス到来です。

同人は「経済的効果」を誇るかもしれません。けれども同人誌即売会が開かれないほうがいいと思う人も大勢いるのです。だからこそ、同人自身を含めたサブカルファンは、ふつうに世間様の空気読める人になりましょう。

もう「モラトリアムだから分かりましぇ~~んw」と言って面白がれる時代ではありません。

「こんな話を聞く必要ありません! ふざけることは女性の弱者特権です!」と言いたい人は自分のブログか短文投稿サイトで言ってみてもいいですが、たぶん言わないほうがいいです。

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