非婚の権利。

  12, 2017 11:05
  •  -
  •  -
日本国憲法において「結婚は両性の合意のみに基づく」とされているのは、親の命令や借金のかたなどという理由で嫌いな男と結婚させられることはない、ということです。

男性は、もともと暴力ずくで嫌いな女性のものにされてしまったということが少ないものです。だから、これは女性の人権を守るための措置なのです。

御存知の通り、GHQの憲法起草メンバーは左傾しており、若い女性も参加していたそうです。また日本が男性中心・武士道中心の価値観によって危険な体当たり戦法を敢行したことは明らかですから、日本女性の発言権を強くして、戦争反対という世論を形成することは、連合国全体にとっても安心だったのです。

さらに、日本民族が絶滅しても構わないのが連合国です。無抵抗で領土を切り取ることが可能です。

世界同時革命的フェミニズムと、連合国の政治的思惑が一致したところで、女性の権利を最大限に保障する日本国憲法が施行されたのです。

というわけで、同性愛の男性にとっても「親や近所の世話焼きで興味のない女を嫁に迎えなければならない」ということがなくなったので、日本国憲法それ自体はありがたいのです。

ただし、彼らは「次は同性と結婚する自由を認めてくれ」と言いたい人々です。すでに裁判所への訴えも起こしましたね。勇気ある行動です。

同時に、彼らは「育児もしてみたい」と思っています。全員ではありませんが、もともと多様性の尊重という話ですから、したい人はできる自由が保障されるということが重要です。

ただし男性の場合は自分では産めませんから、まず女性の出産力ありきです。外国の戦災孤児を受け入れるという時も同じことです。どこかの女性が産んだお子さんです。

ただし出産は命がけです。どんなに医療が進歩しても不測の事態は起こります。合併症を完全に予防することはできません。胎内で健康だった子が出産時に障碍児となることもあります。母体が出血多量による脳内酸素不足で植物状態になることもあります。輸血による体調不良が後から起きる可能性や、無事退院した後の自宅で大量出血する可能性もゼロではありません。

出産なめてはいけません。それは血まみれの戦です。

だから、他人が軽々しく「産めばいいじゃん」と言うもんではありません。未婚女性が軽々しく「私だって一人ぐらい」と言うもんではありません。

その一人の児のために、あなたの人生設計が根底から覆される恐れは充分にあります。

それでも「産んでみよう」と思うことができるのは、惚れた男を通じて、天から授かった命だから、運を天に任せようという、ほぼ宗教的な信念です。

それを支えてくれるのが「自分で選んだ結婚だから。好きで一緒になった人だから」という女の誇りです。

だからこそ、他人が強制することではない。

その「自分で決める」権利を充分に保障されているのが、日本の女性です。だから本来は言い訳する必要もないのです。

でも、しなければならないと感じてしまう。だから本当の問題は、その気持ちです。

「私にはBLがある。同人誌即売会の仲間がいる」と思っていた。既存の価値観に縛られず、自由に生きているつもりだった。時代の最先端を行く女というつもりだった。

それが、即売会がコスプレ大会になり、オタ芸を打てる男の子たちと歌の上手な女の子たちが人気者になり、もう自分の時代ではないと気づいてしまった時、もともと優越感に浸っていた同人(およびリードオンリーメンバー)は、他人を差別することによって、自己満足感を取り戻そうとするのです。

これが、中年同人が若い同人を泣かせる理由です。

(※社会カテゴリの話題のようですが、前記事からのつながりで、同人論の一環なのです)

Related Entries