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2012年 『テッド』

80年代から抜け出せない(;´∀`)

まずは「どーやって撮ってるんだ」と。アニメと実写の合成というとエスター・ウィリアムズとトム&ジェリー以来いろいろあったでしょうが、ここまで違和感なくなる日が来たのかァ。

眉毛(?)が「ハ」の字になってるところがたまらんです。思わずぬいぐるみ付きの限定版を買ってしまいました。ちっちゃい(高さ15センチ)けど、再現度たかいです。

フラッシュ・ゴードンは好きだったので楽しませてもらいました。スターウォーズに比べるとマイナーで、「ギーク」向けという意味になるのでしょうか。変なテンションでしたね主人公。あれは「かなりイタイ奴」という表現なのかもしれません。サム・ジョーンズは出ていいのか、これに(笑)

逆に言うとフラッシュ・ゴードン知らないと、この映画そのものの理解が難しいんじゃないかっていう。ジョン・ベネット君(この名前^^;)は、フラッシュ・ゴードンに憧れて、少しは体を鍛えることもしてみたのかどうか。ギークなくせに妙にマッチョですな。そんな男に広告業界のキャリアウーマンが惚れ抜いてるところが微笑ましく、これもまた男のロマンのかけらかと。

まったく監督が好き勝手やったというべきで、ぬいぐるみの動く仕草はすごく可愛くて子供も喜ぶだろうと思うんだけど、ストーリーはどう考えても大人向けですね。ある人々にとっては自嘲まじりにすごく愛すべき映画となるだろうと思います。

もうこれに向かって女性差別とか言うのも野暮で、ゲイ関連のジョークもいろんな意味で際どいんだけど最後の教会でのキスシーンは「ハッピーエンド」あつかいでしょうし、これをヒットさせるんだからアメリカってやつァ。

ふざけた場面がいつまでも続くタイプの作品は、流れをラストへ向かって切り替えていくところが難しいわけですが、『シュガー・ラッシュ』と同じで、「大事なものが壊れちゃった」痛みで山場(というか谷底)をつくるお話作りはうまいなと感じました。

なお、吹き替えで見たので「有吉は上手いな( ゚д゚)」と思いました♪



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Misha

Author:Misha
スマホ時代にさからう評論系長文ブログ。冷静に通読できる大人の読者様を想定しています。

「若い人」に直接呼びかける文章は、18歳以上のヤングアダルト対象です。高校生は受験を最優先してください。

書く人は、新旧とりまぜて映画とアニメを見ながら文芸書に取りくんでみたり、昔の漫画を思い出したり、お国の先行きを心配したりしております。

記事中の色つき文字は、映画中の台詞・挿入歌からの引用です。あらすじは、あまり申しませんので、楽しみに御覧ください。取り上げる作品は、暴力・エロスなど特殊な要素を含んでいることもあります。

ときおり、耽美・BL・同人・LGBTに言及します。いずれの分野からも、偏見と差別と自虐がなくなるといいと思っております。

「二次創作の責任を二十四年組に押しつけるな」「実在同性愛者に甘えるな」が基調です。

全体として、二十四年組ファンが社会学者に物申すという珍しい構図。一部勘違い同人を叱責することによって全体を守るという意図もあり、ときにかなり辛口です。

記事は時々予告なく手直し・削除・分割しております。保存は個人的閲覧の範囲で、お早めに御随意に。転載・改変利用は固くお断り申し上げます。

解題


Casketとは、玉手箱。

でも検索すると棺桶がならびます。来世まで持っていきたい好きな作品の記録帳とご理解ください。