【アニメの捉え方が狭いんじゃないか。】

  05, 2014 21:44
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確かにディズニーはうらやましい。

家族そろって安心して見られるアニメ、“オタク”ではない若い人にも喜ばれるアニメを売り出して、記録的動員数を叩き出してみたい。

かつて、それを成し遂げたのがジブリ(『千と千尋の神隠し』)なら、「ジブリよ、もう一度」と誰しもが思う。

まして、暴力行為を賛美したアニメを「子供向け」と称して無料放映すれば、海外PTAが良い顔をしない。

それなら、日本製アニメを浄化すれば、もっと売れるんじゃないか……と思いたくもなる。

でも、「映画」という目で見渡せば、世界にはエロ映画も、グロ映画もある。『羊たちの沈黙』のように、猟奇食人犯を美化した作品もある。

実写映画の特殊メイクには何時間もかかる。謎の宇宙生命体が乗りうつった動物などを造形したら、途中でシリコンが溶けたとか、燃えたとかいう話もある。

アニメなら、その苦労はない。

「しょせん実写には劣る」と思われるかもしれないけれども、アニメならではの表現が認められるかもしれない。

「表現手段の一種」と見なすなら、「子供向けに限る」とすることはない。

猟奇ミステリーでも、官能SFでも、作りたい所で作らせておいて、「ただし18歳以上に限る」とする。

「そんなんじゃいやだ。健全なアニメが見たい・作りたい」という人は、本来、自分たちでお金を出し合って、プロダクションを設立するものです。

能楽師も大衆演劇も自腹。地域の祭りだって、日ごろから町内会費を集めておいて、それで会場を整備したり、飲食物を買ったりしている。

政府が「ジブリみたいな映画を創りなさい」と言うなら、「ジブリみたいなアニメ会社」を公的資金で立ち上げればいい。

……それどころじゃなくなったと思うけど。

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