【二次創作の営利目的性を公認すると良いことがある。】

  12, 2014 23:00
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「職業として二次的官能作品を生産・販売する人々が、ツイッター上においてわざと露悪的な表現を用い、周囲に不快感を与えること」の道義的責任について、一般社会が議論することが可能になる。

ツイッターは、アカウントに鍵をかけない限り、国際的な公共の場である。日本語で書けば外国人には読まれないという保障もない。

現状では、二次創作そのものが「存在しないはずのもの」とされているので、国会・警察・人権団体・PTAなどが話題として取り上げることができない。

職業としての官能作家・AV俳優などは、サイト(ブログ)やSNSアカウントを開設していても、言葉遣いが丁寧なものだ。

二次創作当事者は、数十年前に表面化した当時の「権利的に問題があるのは分かっているが、不良化した子供のやる“遊び”だから仕方がない(と思って見逃してもらえるはず)」という意識をひきずっており、「不良化した子供だと思ってもらえるように、わざと露悪的な表現を取る」というふうにループしている。

また「男性がやることは女性もやっていいはずだ」という理屈で、さまざまな分野に進出・露出を開始したのがフェミニズムだが、すでに男性が遠慮して行わなくなったことを女性だけが続けているという逆転現象も発生している。

公的に「職業(副業)として、二次的官能作品を制作・販売しています。出展ブースは○番。専門書店で○円」と名乗ることができるようになれば、「その資格がないのに、態度だけ真似をしてツイッター上で騒ぎを起こす人」を消去法で特定することも可能になる。

ゲイの中にも漫画同人・即売会参加者は存在するが、即売会会場内において対立の激化による闘争・暴動が起きたということは無いように見受けられる。

「即売会自体は、自治の精神に基づいて、男女の協力下に円満運営されているが、その他の場所で揉め事が起きる」という状態を見極めることができる。

PCよりも安価なタブレットが普及し、大手雑誌がウェブ化するなど、一般人のインターネット参加が増えつつある現代である。

たびたび特殊な話題を提供して日本のツイッタートレンド上位を占拠する“同人”とは何なのか、奇異に思っている人も多いだろう。

40代はアニメ世代などとも言うが「一緒にするな」と不快に思う人もいるだろう。

アニメファンはアニメファンであり、二次創作ファンは二次創作ファンである。

俳句の同人も同人であり、写真の同人も同人である。同人といえば世の中に自分たちしかいないかのように振舞うのは誰なのか。

すでに即売会の内部でも格差が生じており、安定的な地位にある人は、即売会そのものの「見直し」などと言われることのないように、突出した発言はしないはずだ。

1970~80年代は、ロックの時代でもあった。似合わない人も髪を伸ばし、グラムな衣装でがんばっていたが、彼らもオッサンになった。ギターテクを衰えさせていない人は多いが、もうステージ上で炎を噴いたり楽器を壊したりしない。LSDだのヘロインだのと言わない。髪を切り、オーケストラと共演している。

「アート」として認めてしまい、上流に合流させ、身分を保障すれば、社会に順応し、表現が穏健化する。

パンクは必ず発生するけれども、誰も悪いと言わなければ、わざとワルぶる必要もない。

たかが二次創作、たかがBLで反逆的な気分になり、根拠のない自我の拡大感に酔い、わざと露悪的な言葉を使う必要はない。

……という下地を作っちゃえばいいのだ。


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