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【アニメを卒業する必要はありません。】

若い人が楽しんでいる作品を、やたらと罵倒しなければ良いだけです。

また、アニメそのものが卒業すべきものなら、宮崎駿や、その盟友である山本二三への高評価はなんなんだ、となってしまいます。

確かに1980年代以来、いわゆる同人調の絵柄が流行っており、かなり稚拙なものもありますが……記憶は美化されているものです。

1970年代の絵柄も、いまの眼で見ると、「あーー……」ってなるようなものでしかなかったりします。

ストーリーが粗製濫造ぎみ・マンネリ気味なのも、1970年代から変わっていません。

1960年代の手塚テレビアニメが、現代人の鑑賞に堪えるとも限りません。

ちばてつやアニメ、永井豪アニメがもう一度見たいのであれば、出資して働いてもらうしかないでしょう。

でなきゃ優秀な若手を発掘して、やっぱりパトロネージュする他ありません。ルネサンスも狩野派も、そのようにして発展してきました。

能楽や歌舞伎の役者は、音感のありそうな児童をスカウトして養子にし、英才教育したものです。

本来、「同人」とは、俳句なら俳句を書く人、映画なら映画を撮る人であって、アニメ同人も自主制作アニメ映画を描いて、撮影し、編集するのが本当です。

本物の「アニメ同人」を育てれば良いのです。

オペラもバレエもクラシックも能楽も崖っぷちですが、好きな人が金と努力を傾注することで生き永らえております。

ゲーム画面で初めて宇宙戦艦ヤマトに接し、その絵柄を真似するようになったという若手が育ってくる可能性もあるので、丹念に探すと良いかもしれません。

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Misha

Author:Misha
スマホ時代にさからう評論系長文ブログ。冷静に通読できる大人の読者様を想定しています。

「若い人」に直接呼びかける文章は、18歳以上のヤングアダルト対象です。高校生は受験を最優先してください。

書く人は、新旧とりまぜて映画とアニメを見ながら文芸書に取りくんでみたり、昔の漫画を思い出したり、お国の先行きを心配したりしております。

記事中の色つき文字は、映画中の台詞・挿入歌からの引用です。あらすじは、あまり申しませんので、楽しみに御覧ください。取り上げる作品は、暴力・エロスなど特殊な要素を含んでいることもあります。

ときおり、耽美・BL・同人・LGBTに言及します。いずれの分野からも、偏見と差別と自虐がなくなるといいと思っております。

「二次創作の責任を二十四年組に押しつけるな」「実在同性愛者に甘えるな」が基調です。

全体として、二十四年組ファンが社会学者に物申すという珍しい構図。一部勘違い同人を叱責することによって全体を守るという意図もあり、ときにかなり辛口です。

記事は時々予告なく手直し・削除・分割しております。保存は個人的閲覧の範囲で、お早めに御随意に。転載・改変利用は固くお断り申し上げます。

解題


Casketとは、玉手箱。

でも検索すると棺桶がならびます。来世まで持っていきたい好きな作品の記録帳とご理解ください。