【アニメを卒業する必要はありません。】

  25, 2014 21:40
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若い人が楽しんでいる作品を、やたらと罵倒しなければ良いだけです。

また、アニメそのものが卒業すべきものなら、宮崎駿や、その盟友である山本二三への高評価はなんなんだ、となってしまいます。

確かに1980年代以来、いわゆる同人調の絵柄が流行っており、かなり稚拙なものもありますが……記憶は美化されているものです。

1970年代の絵柄も、いまの眼で見ると、「あーー……」ってなるようなものでしかなかったりします。

ストーリーが粗製濫造ぎみ・マンネリ気味なのも、1970年代から変わっていません。

1960年代の手塚テレビアニメが、現代人の鑑賞に堪えるとも限りません。

ちばてつやアニメ、永井豪アニメがもう一度見たいのであれば、出資して働いてもらうしかないでしょう。

でなきゃ優秀な若手を発掘して、やっぱりパトロネージュする他ありません。ルネサンスも狩野派も、そのようにして発展してきました。

能楽や歌舞伎の役者は、音感のありそうな児童をスカウトして養子にし、英才教育したものです。

本来、「同人」とは、俳句なら俳句を書く人、映画なら映画を撮る人であって、アニメ同人も自主制作アニメ映画を描いて、撮影し、編集するのが本当です。

本物の「アニメ同人」を育てれば良いのです。

オペラもバレエもクラシックも能楽も崖っぷちですが、好きな人が金と努力を傾注することで生き永らえております。

ゲーム画面で初めて宇宙戦艦ヤマトに接し、その絵柄を真似するようになったという若手が育ってくる可能性もあるので、丹念に探すと良いかもしれません。

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