【1970年代SFアニメはテレビオリジナル。】

  26, 2014 21:42
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いわゆる同人は、少女漫画家になりたかったので、少女漫画家の権利だけは尊重したという声があります。

では、少女漫画家になりたい人は、少年漫画家の権利なら踏みにじっても良い、となってしまいます。

そうじゃないです。

コミケと呼ばれるイベントの初開催と近い時期に放映されていた男性向けテレビアニメに関するパロディ作品の出展が、事実上公認されたようだったので、「次はどの男性向けアニメにする?」という話が繰り返されているだけです。

当時さかんだったSFアニメというものは、テレビオリジナルでした。有名な『宇宙戦艦ヤマト』も、誤解されがちですが、「松本零士の原作漫画がヒットしたので、数年後にアニメ化されたもの」ではありません。

一般に、テレビ番組というのは、視聴者の意識の上では共有財産です。「カラスの勝手でしょ」と歌っても、誰も「それは志村の著作権」などとは申しません。

登場人物の似顔絵を描いたり、風呂敷マントで仮装することも、とくに若い視聴者にとっては自然なことです。

大勢のスタッフが関わるテレビオリジナルアニメの権利者が誰なのかも明確でなく、裁判が起きたことさえあります。

このへんで鍵を握っている人がいるとしたら、テレビ局、またはアニメ制作会社、さらにはスポンサー企業です。

ビデオデッキが普及していなかった時代には、「似顔絵を上手に描くために放映時間にチャンネルを合わせる」人は、有難い“数字”の一部だったでしょう。

同人誌即売会という密室の中でのみ取引される似顔絵や、戦闘終了後の登場人物たちを描いた番外編が、テレビによるファンサービスの一種として認められた。

最初はそれだけのことだったはずです。

男児が感情移入しやすい日本人の主人公に対して、女性ファン心理をつかみやすい金髪の王子様(という身分を持った敵役)も、1970年代後半から登場しています。

アニメ、その関連活動といえば、1980年代以来が話題(槍玉)に挙がりやすいですが、実際にはもっと早い時期から、いわゆる同人を抱きこんだ形で発展してきたと思えば良いでしょう。






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