【ビールの注ぎ方ごときで武士に気兼ねする必要はありません。】

  11, 2014 20:33
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ビールを注ぐとき、右手で瓶の首を持って、左手で底を支えるのは、刀剣を構えた形に似ているので相手に失礼に当たる、とテレビで言ってました。

落ち着いてください。武士の時代は終わりました。

この国には、もう武士はいません。武士の上司に気兼ねする必要はありません。

太平洋戦争を指揮したのは士族です。この国は太平洋戦争で大敗するまで、華族と士族のいる身分制国家だったのです。

士族は国家の運営を間違え、戦に負け、民主主義の時代を導きました。彼らは自分を滅ぼしたのです。

武士の世・武士の世と、さも素晴らしいもののように連呼したドラマもありましたが「平伏して上の人の言うことを聞いていればよかった身分制時代が懐かしくてたまらない」という根性が、日本の企業から活力を奪っているはずです。

そもそも、アルコールの許容量も、飲み方のペースも人それぞれなのに、お酌をして廻るのがナンセンスです。

糖尿病や肝臓病を抱えた人は恐ろしくて宴会に出ることができず、ビジネスチャンスを逃すという不公平が生じます。

「グラスを空けてください。グッと行ってください」は、「わたしの酒が飲めないんですか」と言っているのと同じです。

充分なアルコール・ハラスメントです。


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