【みんなは同人活動の言い訳になりません。】

  27, 2014 21:39
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全校生徒一千人が「みんなやおい」ということは少ないものです。

学校に認められた部活動である漫画部が100人の大所帯で、その全員が学校に内緒でエロスを主題とした二次的作品を上梓していることも少ないものです。

あなたが、わずか数人の生徒によって同人誌即売会というところへ誘われ、そこで行われている様々な活動・売られている商品の中から、特に「一般に児童向けと思われているアニメ番組をもとに、エロスを主題に描いた二次的作品」を好もしく思い、自分も模倣する気持ちを起こしたのは、あなた自身の判断です。

全校生徒一千人は、あなたへ「同人」になることを強制していません。いわゆる同人のほうも、新人の勧誘にひじょうに熱心とは限りません。

ありていに言って、あまりライバルが増えても困るからです。

あなたは、広い同人創作活動の中でも特殊な部分を見聞したに過ぎないのですが、自分が炯眼をもって同人創作の本質を見抜いたと信じ、「これなら自分にも出来そうだ」という予想を立て、自分の腕試しがしたいと感じ、先輩にとってのライバルたり得る自信をもって、試合場に臨んだのです。

参加者のお小遣いには限りがありますから、あなたの作品を買うために、ほかの人の作品を諦めた人もいたでしょう。あなたの作品が売れたということは、ほかの人が蹴落とされたということです。

同人創作は、あなたの自信回復に一役買ったのです。

起きたことは、あなたと同人創作物の対話であって、みんなのせいではありません。

もし、権利上の問題があることを知っていて、編集部を頼らざるを得ないことをも知っていたのなら、その上で続けることを選択したのも、あなたです。

大学生であれば、在学中に成人しますから、保護者のせいにもできません。

問われるのは「あなた自身が、二次的作品の制作および鑑賞について、どのような意見を持っているか」です。

それに応えて、あなたには「私自身は、二次的作品の制作・鑑賞には意義があり、問題ないと信じます」という自由があります。

また、「みんなやっていたことなので、悪いのは私だけじゃないもーーん」という自由もあります。

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