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【少子化3題:数より質という説の真実。】


無理して一億人を維持しなくてもいいんじゃない? という考え方があるようです。子供の質を高めればいいらしいです。

それは「ただちに全てのヤングアダルトが結婚して一人ずつ産み、確実に大学へ入れなさい」を意味します。それでも総人口は自然減していくからです。

「そ、そうじゃなくて~~、私じゃない誰かが2人産めばいいと思って~~(なんちゃって♪)」という話であれば、誰も聞きません。

数より質とは、もはや言い訳にもなりません。迂闊にうまいこと言った気分になるものではありません。

……本当は、発言者(新聞記事を書いた人)の真意は、そうではないです。

「幸運にも授かることのできた命を大切に、社会全体で守り育てていこうね。その他の人は、産む・産まないのプレッシャーに傷つけられずに、自分の人生を大切にしようね」って言いたいのです。

でも、女性の就業環境整備へ向けて、やっと重い腰が上がったところなのです。ここで「まァまァ」と言うわけにはいかないのです。

確かに、今までは「だって保育園がないじゃない」「じゃあ保育園を建てたら産むか? 絶対だな?」という睨みあいが続いていたわけです。

これからは「ここまでしてもまだ産まないか」というプレッシャーがひじょうに強まる懸念は、大きいです。

出産は命がけです。誰にも強制できません。

代理母は、軽々しく話題にできることではありません。代理母の人命を幾らで買うか、という話なのです。

彼の子を産むために命を投げうつ覚悟ができるほど愛した男性としか、関係を持ってはいけないというのは本当です。

ただ、これを言うと、若い人にヒロイズム的な自己陶酔を起こさせる危惧もないではありません。



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Misha

Author:Misha
スマホ時代にさからう評論系長文ブログ。冷静に通読できる大人の読者様を想定しています。

「若い人」に直接呼びかける文章は、18歳以上のヤングアダルト対象です。高校生は受験を最優先してください。

書く人は、新旧とりまぜて映画とアニメを見ながら文芸書に取りくんでみたり、昔の漫画を思い出したり、お国の先行きを心配したりしております。

記事中の色つき文字は、映画中の台詞・挿入歌からの引用です。あらすじは、あまり申しませんので、楽しみに御覧ください。取り上げる作品は、暴力・エロスなど特殊な要素を含んでいることもあります。

ときおり、耽美・BL・同人・LGBTに言及します。いずれの分野からも、偏見と差別と自虐がなくなるといいと思っております。

「二次創作の責任を二十四年組に押しつけるな」「実在同性愛者に甘えるな」が基調です。

全体として、二十四年組ファンが社会学者に物申すという珍しい構図。一部勘違い同人を叱責することによって全体を守るという意図もあり、ときにかなり辛口です。

記事は時々予告なく手直し・削除・分割しております。保存は個人的閲覧の範囲で、お早めに御随意に。転載・改変利用は固くお断り申し上げます。

解題


Casketとは、玉手箱。

でも検索すると棺桶がならびます。来世まで持っていきたい好きな作品の記録帳とご理解ください。