【そもそも大学生とは。】

  22, 2015 10:52
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モラトリアムではありません。大学とは、近い将来(国家試験や公務員試験)のために猛勉強するところです。

国家試験や公務員試験といったものが、中卒・高卒では合格できないレベルに設定されているものならば、大学生というのは、理念的に全員が国家試験受験生です。

日本の大学には、卒業のための厳しい試験がありませんが、就職のための厳しい試験は存在するわけです。

国家試験に合格できず、公務員試験に合格できず、教員課程の単位をそろえられず、学会を納得させる論文を提出できず、研究室でも無用といわれた新卒を「言われたことだけでも出来ない人間なので拾ってください」と言われても、一般企業も困ります。

企業も、職人も、採用する側は、すでにその道のプロとして働いている人々です。

彼らから見て、学生時代は趣味の活動に夢中だったが、その道でプロになる足がかりを得たわけでもないという若者は、要するに遊んでいただけです。

漫画・アニメの世界でも、プロになれなかった奴は、しょせんプロになれなかった奴です。

同じパロディでも、かたや大人気妖怪アニメ、かたや「法律」の二文字に怯える日々です。

創作家になりたければ投稿してください。オリジナル作品を仕上げる力量のあるところを見せてください。投稿は創作家の就職活動です。

映像・ゲームなどの「コンテンツ」産業は、即戦力を必要とします。学生時代に現場入りしてください。「いつか」は、ありません。

「同人」で食っていくつもりなら、自分が向こう五十年間「壁サークル」であり続けられるかどうか、二十歳くらいまでに自分の才能を見切ってください。

「売った、売った」と自慢する先輩がいるので、出展希望者は増える一方で、ブース割り当て抽選のハードルも上がる一方です。

初出展まもなく「シード権」をもらえるくらいの才能を発揮しないと、毎回出展して、利益を得ることは不可能です。

所得税は前年の所得に課されますから、今年は出展できなかったというと、ピンチなのです。

ダメっぽいなら、公務員試験の勉強と両立する必要があります。

昔のサブカル論が「大学生はモラトリアムだ」と言ったのは、自分自身を正当化するために過ぎません。




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