【真顔で主張する時代。】

  17, 2015 10:16
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本当は少女漫画家になりたかったのに、絵の練習をしないで、エロ小説ばかり書いていた。出版社へ少女漫画を投稿したことは一回もないが、少年漫画の編集部に権利問題で便宜を図ってもらったことはある。それはお母さんがトラウマだからだ。

いわゆる同人(の一部)の言い訳をつないで行くと、「自分が何を言っているのか分かっているのか?」という話になります。

「山なし落ちなし」という言葉を真に受けて、行き当たりばったりに刺激的な場面ばかり書いていた(読んでいた)ので、筋道立てて考える習慣が育たなかった。

だから長い物語をまかされても、先を見越して書いていくことができない。もちろん推理小説を上梓することはできない。

代わりに、世間に流布するトラウマ説だけは取り込んでしまう。

だから「親に愛されなかったからグレてしまった」という激情の表現だけはうまいが、政治と経済の流れが分かっていない。

自国民を含めた世界の大人を納得させる脚本を書けないので、だんだん見放されていく。そもそも、抜きん出ることができない。いつまで立っても「サブカル」と言われ続ける。

いわゆる同人界は、青田といいながら、そういう心性を育んでしまった部分はあります。

これを「フェミニズム」が弁護するつもりで、訳の分からないことを言うなら、ある意味で整合性があると皮肉を言ってやることもできます。

もとを正すと、政治家でさえ海外記者が真っ青になるようなことを言ってしまう日本社会全体の問題ということなのかもしれません。

その意味では「男性中心社会が悪い」ということもできるのかもしれません。

でも、男性にも見識の高い人がいますし、海外や国内の異民族・他宗教と深く交流している人もいますし、正しい言葉遣いのできる人もいます。

できない人自身が、つまり「みんな同じ日本人だから、お約束で笑ってくれる」という島国性を抱えているだけです。

男性社会の悪いところだけ取り上げて、自分の言い訳にしている。

「フェミニズム」にはそういうところがありますし、同人界は日本の若者の甘えの象徴の一つという要素があります。

だから即売会なんて閉鎖したほうがいい……究極的には、そういう話が出てくることになります。それを防ぐには、「本当はやりたくなかったけど、編集部がいいって言ってくれたから」という言い訳ではなく、「何を描くにも、どのように生きるにも、自由な選択の権利があります」と真顔で言っていく必要がある。そういう時代だと思います。



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