プロ作家個人よりも私たちのほうが売れている。

  19, 2015 10:25
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そういう陰口をいって、笑っていた。

いわゆる同人の行状として、聞いたなかではこれが最も悲惨なものです。

比較の対象が、人数的にアンフェアなわけです。その卑怯さに、今に至るまで本人が気づいていない。

しかも言った本人の売ったものは、本人に正当な権利のないものです。少なくとも権利者にひとこと挨拶が必要なものです。本来、然るべきキャラクター使用料を納めるはずのものです。

それを「編集部がバックについている」という訳のわからない噂を信じて、無断で売っておいて、まじめな商売している人よりも利益が高いと自慢する。

最低限、人間として、これは言ってはいけません。少なくとも、同人誌即売会の外で言うことではありません。

同人が犯罪者予備軍あつかいされるのは、社会の偏見ではありません。言ってはいけないことを言ってしまう同人がいるからです。

利益だけを基準に威張るなら、不法な薬剤や海賊版を売ったり、児童を犠牲にして「俺はこれで食っている」というのと同じです。

ポルノ漫画でも、売れているうちはいいです。人間、お金に困らなければ、あんまり悪いことはしません。誰も最初から刑務所に行きたいとは思っていないからです。

でも、一度でも他人の権利品を借用して、勝手に商売すればいいということを覚えてしまった人は、本来の手段(創作)ではかせげなくなった・人気をなくしてしまったというとき、何をしでかすか分からない……

そういう危惧が生まれてしまいます。

もともとテレビを見るのがいちばん好きな、おとなしい子たちだったはずなのです。

それが集団化によって横暴な発言をするようになるなら、悪いのはアニメではなく即売会という場所だ、ということになってしまいます。

創作同人であることが悪いのではありません。絵柄がアニメっぽいことが悪いのではありません。オリジナル作品であるかぎり、自分に権利があります。

だから、ニコニコ動画が百合妄想・BL妄想のコメント書き込みを「荒らし」と認定すること、および嫌儲は、自分を守るために適切なのです。

逆にコミケ同人側が「嫌儲」を鼻で笑うのも当然なのですが、二次派だけは言っていいことと悪いことの区別がつかないようだと、自分の首をしめることになります。


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