好きな漫画の話は自分でしましょう。

  27, 2015 10:20
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BLというのは、ひじょうに女性に都合よく出来ています。

女性好みの美青年しか登場しないとともに、女性自身の社会的転落や暴力被害者となる姿が描かれることが殆どなく、したがってPTSD的な不快な読後感を与えない・いわゆるトラウマを刺激することも少ない……というふうにです。

だから、これを好む人の逃避性・依存性を強めてしまうことがあります。

わざわざ他人へ「1982年頃の白泉社『花とゆめ』の話をして」と依頼しておいて、「雑誌の顔は『ガラスの仮面』と『スケバン刑事』。新人では山口美由紀と川原泉が最高でしたね」という当然の回答を得たら……

「ど~~して私の好きな羽根くんの話をしてくれないの~~? 花ゆめなんて、どうせみんなやおいじゃ~~ん」と言い出してしまうのは、不適切ですね?

自分の好きな作品の話は、自分でしましょう。

かつて「山なし落ちなし」という言葉(を更に略した言葉)で示された、今でいうところの「二次創作BL」を好む女性のなかに、ひじょうに短絡的な思考と、依存的な心性を抱えた人がいることは確かです。

自分の好きなものにしか注目しない。自分で努力せず、他人(の創出したキャラクター)に頼るという姿勢が、残念ながら一貫しています。

なお「やおい」というのは、わざわざアマチュアのほうから、そのような活動を、プロと混同されるとプロに迷惑がかかる(ひいては同人誌即売会の存続そのものが危うくなる)と知っていて、差別化するために用いた符牒です。

逆にプロ作品に適用するのは不適切です。お間違えになりませんように。



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