好きな雑誌の話も自分でしましょう。

  27, 2015 10:25
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特殊分野のファン、とくに古い時代の人々というのは「そっとしておいてほしい」という気持ちを持っているもので、このブログでは作品例について「あれも耽美、これも耽美、皆さん読んでみて下さい」というふうに紹介しておりません。

また閲覧前注意にも申しました通り、特殊分野の自費出版物は著作者が一般公開を望まないことが多く、この実例についても紹介しておりません。(二次創作者にも著作者人格権があります。)

小学館漫画賞・田村俊子賞などの受賞作品についてのみ、一般読者様も参照しやすい事例として題号を挙げ、内容にかんして文芸批評的言及を試みております。

「え~~それしか知らないの~~? 私の好きな新書館『WINGS』の話もしてよ~~」

という依存的クレームに対しては「自分のことしか考えられない人は残念だ」というのが本音です。

自分の好きな雑誌の話は、自分でしましょう。

なお、若く見せるつもりで子どもっぽく振舞うと、本物の若い人がドン引きします。

ところで「CLAMP」というのは、これもそれまでに存在したものの集大成で、1970~80年代「同人」的要素をひじょうに意識的に、クレバーに、プロ作品として市販路線に乗せることに成功した人々です。

おおむね1980年代的なんですが、近未来SFの要素と、長い黒髪の美男というキャラクターだけ、1970年代を引きずっています。

これは確かに一人の人間の資質というよりも、共同作業が可能にした戦略性なのかもしれません。

そして、この共同作業というのが、サークル本来の形だろうと思われます。

これに対して、ステレオタイプな二次創作ばかり書いていた個人誌が太刀打ちできなかったというのは、当たり前のことでもあり、それだけのことでもあります。

残念ながら、大学生にもなって、CLAMP作品を「読んだだけ」というのは、同世代でありながら何もできなかった「負け組」です。

せめて自分を育んでくれた1985年以前の作品について、敬意をもって語ることができるのが望ましいです。

それが出来ずに「あんなの、どうせみんなやおいじゃん」と言うなら、それを恨みに思っているということです。

市販された漫画を読んだせいで、自分の人生が狂わされたと言いたいのですが、勉強しなかったのは自分の責任です。



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