CategoryBL論(2015) 1/10

BLは部活マネージャーになりたい心ではありません。

なりたければ、なればいいです。マネージャー希望者が多くて抽選に外れたとしても、将来の道をインストラクターやスポーツ医学・スポーツ心理学といった方向へ定めて、資格を取ればいいです。調理師・栄養士の資格を取って、運動部の盛んな学校の近くで食堂を開いたり、寮母さんなんて道もあります。もちろん中学・高校の教員となって運動部指導を要望することもできます。女子スポーツの監督になれば、結果として男子チームとも交...

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BL研究者が区別すべきこと。

アニパロは二十四年組から始まったのではありません。プロ創作家が、自分のファンに向かって「西崎義展の傑作を笑いものにしてやりなさい」と命令するのはおかしいです。「タツノコプロの権利を踏みにじってやりなさい」と教えるのもおかしいです。1970年代のSFアニメは、テレビオリジナルでした。プロデューサーであり、字書き・絵描きでもあった人々の渾身の作品でした。それに対して、自分も渾身の作品をしあげるプロ漫画家で...

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BLの神話的起源、日本の学者の不勉強。

社会進出をこころみる女性が、自分自身の弱さを冷たく見据えて描写するというのは、田村俊子が『木乃伊の口紅』の中でやってるです。大正時代の作品です。彼女は「ほぼ自分」というべき女性を主人公にしているのですが、その夫である男性の眼から見た彼女の狡さ・軽薄さをも見事に描写しています。つまり、女流が男の眼を持ったわけです。男性化したわけです。だからといって、BLになるわけではない。1980・90年代に「やおい」を...

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BLを楽しむ権利はあるが、ゲイを苦しめる権利はない。

当たり前のことを、きちんと言えなかったフェミニズムがおかしいのです。男同士が異常なんじゃなくて、日本のフェミニズムが異常なのです。もとより憲法において男女の平等と表現の自由が保障されているのですから、女性が何を描いてもいいのです。発表してもいいのです。でも、実在の人間をイジメてよい憲法などありません。「ちょっとからかっただけだからイジメではない」というなら、まさにイジメ加害者の言い訳です。「からか...

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同人が「やおい」という言葉で本当に隠蔽したかったこと。

もし、この国で特定の種類の創作物を発行すれば令状なしで逮捕される。裁判なしで死刑にされるということだったら?発行した人は徹底的に隠すでしょう。「山なし落ちなし」とも言わないはずです。それを裏取引する会場の様子が子どもの口から漏れては困るので、「妹がついて来ちゃった」などという参加者がいれば、自分自身が仲間から村八分にされるはずです。つまり「男同士だからヤバイ」などと言いながら子どもに売っていられる...

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少女は何から逃げてきたか。

優秀な少女が家事労働専従という未来に絶望し、母親に決別して、男性化を望み、いわゆる「やおい」になる。最後がいけません。それでは女性が敢然として独立を志向するとは、プロになることを望まず、即売会という巨大な密室にひきこもり、他人の権利物を無断利用して、業界との裏人脈を鼻にかけ、プロ作家の陰口を言っては、就職に失敗することになってしまいます。【少女の義務。】少女とは、保護者の庇護下に勉学に励むべき存在...

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ベルサイユのばらの影。

1950年代以来、少女漫画を後見していたのは、男性編集者でした。15歳かそこらの少女キャラクターの初心な恋愛模様を見て「幸せになってほしい」と思うのは、父性愛だったのかもしれません。いっぽう、1980年代の時点で、いわゆる「やおい」に関して意見を求められるまでに成長していた女性であった学者・文化人が、「もうこの歳になったら少女漫画を読んでも人生の参考にも何もなりませんわ」というのは当たり前なのです。「それよ...

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あらためて腐女子とは何か。

榊原 史保美『やおい幻論』(夏目書房)は、意外なほど新しくて、1998年の発刊です。「98おじさん」の頃ですから、日本におけるインターネット元年のような時代でもあります。「やおい少女とは、トランスゲイである」この間違った説が発表された途端に、やおいという言葉は使えないことになりました。本物のトランスゲイを激怒させ、本当の人権訴訟が起きる可能性があるからです。代わりに登場したのが「腐女子」ですが……これは...

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同性愛講義に抗議する男子学生。

女性教官による同性愛に関する講義をすべて聴講し、みごとなレポートを提出した上で、その末尾に「こういうふうに書けば満足なんだろ」と書き添えてあったという話。おそらく、女性教官による自己満足的な講義が行われていることに対する皮肉です。すなわち、女性によって人権侵害が行われていることには言及していない。ゲイ擁護を口実に、ストレート男性中心社会を批判しているにすぎない。つまり女性解放のためにゲイを利用して...

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女性のクレームを肩代わりさせられるゲイ。

「俺たち肉食、女の子だい好き」という男性向けファッション雑誌のキャッチコピーに対して、女性が「ゲイだって肉食でしょ」というツッコミを入れていたことがあります。もう5年くらい前の話だと思います。まだ日本でLGBTという言葉さえ一般的ではなかった頃でした。その後、レディ・ガガ人気やドラマ『Glee』人気の高まりがあったり、同性婚法案通過のニュースが入ってきたりして、LGBTという存在の認知が急速に広まった...

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