CategoryシリーズF 1/5

腐女子と負け犬の二項対立は、成立しません。

もともと「負け犬」というのは、独身生活をエンジョイしてるんだけれども、そう言うと説教されちゃうので「可哀想な負け犬でございますと言っておく」という処世術です。だから、その内実が「二次創作BLが大好きだから負け犬」ということもあり得ます。声優コンサートに行くのが生きがいだから負け犬ということもあり得ます。同人誌(と呼ばれる個人出版)を買いまわったり、CDを聴いたりすることで本人が満足しているなら、幸...

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ここの同人・BL論の目的は、若い人の安全のために偏見を解消することです。

30代以下の若いBLファンからは「1980年代ふう過激路線にはついて行けない」という声が挙がっています。単純に作風の好みの変化という意味もありますが、その他の理由として、中年が自らの経験と売上(バブル時代の武勇伝)を誇って、若い制作者・愛読者を差別するのだそうです。いっぽう、女性が過激な作品を共有しているという先入観によって、男性が刺激されてしまい、若い女性に怪我をさせることもあるそうです。中年女性なん...

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女性とゲイの連帯のために必要なこと。

「美青年同士の愛は美しいんです!」という女性の主張ではなく、ぜんぜん美しくない普通のオッサン同士の愛を、あなたが笑いものにしないことです。それは、自分自身がそんなにえらい女ではないと見切ることでもあります。それが本当に、おとなになるということです。1980年代以来、女性とゲイの間に生じたトラブルは、全面的に、女性の社会性が低かったことによっています。自分の趣味に合わないといって他人のための専門誌に文句...

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少女の責任転嫁ごっこを、あきらめましょう。

副題:同人を弁護することはできますが、混同は無理です。BLを読みたければ読めばいいし、二次創作を書きたければ書けばいいです。好きで入った道なら頑張りなさいと言ってやることはできます。けれども「女性のプロが自虐していたから、私も男のプロの権利品に手を出す他なかった」という混同は認めません。間違いだらけです。男のプロの権利品に手を出したいなら、自分で男のプロと話し合えばいいです。女のプロのせいではあり...

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『少年愛の美学』は、女性中心社会に対する皮肉です。

男性主導で二面作戦の大戦争をおっぱじめて、戦って、戦って、結局負けて、戦後日本は非軍国化が至上課題となりました。だから「婦人代議士」を筆頭に、女性の発言力が増したのです。それに対する反動が、谷崎潤一郎・三島由紀夫・澁澤龍彦・稲垣足穂あたりの男性中心主義的耽美路線だったのです。(おおざっぱな総括)ことに稲垣が「いまどきの若者は、あたら青春時代を真っ黒な学生服に閉じ込められて可哀想に」といったことをい...

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メロドラマは、女性解放の象徴。

本朝は、1945年8月15日正午まで、兵隊(と銃後の守り)を増やす必要があったので、婦人のお国に対する最大のご奉公は子どもを産むことで、中絶は禁止されていました。玉音放送が終了すると、サンフランシスコ平和条約が発効するまでは、占領軍の支配下に入って、映画も検閲を受けました。その期間中は、戦時中のように軍隊を賛美する作品はもちろん、いまさら「武士の世」を称賛するような時代劇も撮影・公開することができません...

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同人は母親がトラウマになっているというのは、こじつけです。

コミケに二次創作BLを出展する女性は母親がトラウマになっているというのは、1990年代に、フェミニスト(女性の権利のために政治活動する人々。おもに成人女性)が、当時のコミケに参加していた未成年者を弁護するために考えたこじつけです。「ああいう子は、そういうわけで、可哀想だから、仕方なかったんです」といって情状酌量を求めたわけで、そのほかにも道があったはずだと検討することが最初からキャンセルされているので...

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もう、フェミに守ってもらうことはできません。

三浦しをん原作の映画は、ほんとうに俳優つながりで選んだもので、この話題を導くために意図的に取り上げたのではないですと言い訳しつつ…2010年代初頭、一部自治体においてBLの全面規制(か年齢制限か)という話が出たとき印象的だったのは、BLという表現分野を全く知らない人がいたんだなということと、少女の自由を抑圧してはいけませんというフェミニストがいなかったこと。後者の主張が盛んだった頃は「もはや全ての少女...

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表現の自由とは?

端的には、戦争を批判する自由です。なぜなら、占領軍総司令部にとって最優先事項は日本の再軍国化を防ぐことだったからです。だから自分に不利な証言をしなくていいという黙秘の権利は「黙ってると痛い目みるぞ」と言われない権利。すなわち戦時中の治安維持法による共産主義・反戦運動の弾圧を念頭に置いたものです。だから学生運動の闘士は徹底的に黙秘だったのです。(映画の感想です)で、戦争することに決めちゃうのは、つね...

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ゲイからのクレームは、もともと復讐です。

フェミニストの一部が、わざわざゲイバーまで押しかけて「オカマ文化というのは女性のステレオタイプを利用しているから良くない。女性差別を助長する。女性に対して失礼である」と抗議した時代があったらしいです。それも、一人で飲んでるゲイをつかまえて説教するというので、ゲリラ戦法です。それに対抗して、ゲイ側から「きみたちの好きなBLだって『ホモになる』というステレオタイプを利用してるじゃないか? それをお話だ...

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