MISHA'S CASKET

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201209 1/2

starzドラマ『スパルタカス』第7巻。

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※ 「一部に18歳未満の方の鑑賞には不適切な映像が含まれる」海外有料放送ドラマの話題なので、あらかじめご了承ください。お疲れ様でした!!まさに体当たりの男優さんも女優さんも血糊まみれのスタッフの皆さんも本当にお疲れ様でした!!主演ホイットフィールドはこれにて「オールアップ」、誠に残念です (´・ω・`) 合掌。最後までよく動き、よく魅せてくれました。ものすごいテンポの良さと密度でした。凝縮した男と男のドラ...

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『平清盛』第34回「白河院の伝言」

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髭もさっぱりしてくれ!!!……すみません先走りました。僧体になったら髭はあっちゃいけないような気もしますが、まずは第34回です。オンデマンドで視聴後にリコメンドされたので『天地人』『篤姫』も観ました。(← 例によって本放送を観てない)...

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‘Based on a True Story’ 2003年映画『ヴェロニカ・ゲリン』

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1994年、麻薬の蔓延するアイルランドで密売組織の取材に単身切り込んだ実在の女性記者を描くセミドキュメンタリー。面白いというべきテーマではないんだけど、非常に面白い。ケルトを意識した民族調な音楽がすてき。重い話題だけど語り口はスピーディで鋭い。場面の切り替えが早く、同僚・協力者とのやりとりに洒落がきいて軽快。密売組織同士の権力争いが錯綜しており、そのミステリ要素に気が抜けない。原作・脚本が女性であるこ...

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寸白の熱に浮かされて唐船を夢に見たら

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「嗚呼あれは見事だったな」と思い出した。汚盛だった頃を見たら「嗚呼いろいろあったな、あの頃は本当にバカだったけど可愛かったな」と思い出した。第5回から再視聴した。この頃は野外ロケができていたんだなと思ったら涙が出た。義朝が為義に「東国へ行って武者修行してきます」と挨拶するのも木立ちの中で、爽やかだった。海は輝いていた。船は何度見ても立派だった。高いところからハシケまで一望に映すのは壮観だった。朝も...

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清盛のイメージって厳島神社そのものじゃなかったか。

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朝のワイドショーで社殿を拝見した。若い女性アナウンサーがキャピキャピ(これも死語か)とリポートしていて騒がしく、若干興趣を損ねたが、社殿の威厳はそんなことで揺るがないのでまァよい。「あれ? 廊下の先端のほうに、チョコンと舞台のような建物が!」舞台ですがな。床板が潮で暴れて舞いにくいけど素知らぬ顔して舞うのがおシテの心意気ってものさ。鳥居越しの夕日は壮麗かつ爽快だった。月夜はまさに「幽玄」というとこ...

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白河院周囲の人間関係を見て分からせることができるか。

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もう一昔前になるけど、バラエティ番組で「素人家族の自宅に100万円の札束を隠させ、元敏腕刑事が奥さんを尋問して隠し場所を見抜く」というコーナーがあった。(見抜けなければ100万円は素人さんにプレゼント)つまり目線がチラッと動いた方向には、気になる物がある。隠し場所の近くに刑事が立って、ズバリ「ここですか?」と訊けば、「さァどうでしょうね~~」などとわざとらしくとぼけて、かえってバレてしまう。俳優の演技・...

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【清盛語り】平均視聴率表を眺めて思い出に耽る。

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(第35回を後回しにして)なんだかんだ言いながらよく見たなァという感想。(まるで全て終わったかのように)印象的なシーンは多かった。あらすじなど読み返すと次々と思い出されてくる。女性たちの顔立ちが美しく、衣装が色鮮やか・質感もふくよかで、目に心地よかった。男性陣は敵味方とも汚くて見分けにくかった(笑)保元の乱の大鎧は素晴らしかったなァ ・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・音楽は、じつは一週間のあいだ頭から離れない。...

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女性脚本家特有の味わいを受け入れるかって話。

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6時間前のトレンドなんて「つわものどもが夢のあと」という雰囲気を漂わせる twitter の世界ではもう随分前のことになるけど、ある女性が「やおいは関係性萌え。キャラクターはいくらでも美化できる」といったのへ対して、オープンリー・ゲイの男性作家が「僕らは美化ってことしませんね」と答えていたのが面白かった。しみじみ考えた。gay は「男こそ至高」と思って描くんだから、それ以上の美化が必要ないのは当たり前だ。でも...

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「院にご報告に参ります。」

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ふと思い出したから書いておく。ドラマ清盛の第1話。都大路で正盛の一行が藤原忠実の車と行き会い、「すりゃ盗賊の血か」と嫌味を言われる。そんな格好で都を歩くな、と言われる。俺のいうことをきけ、都の美観を守る責任者は俺だ、院の命令だからって威張ってんじゃねーよ……忠実はそういうことを言いたい。視聴者としては、どうやらこの化粧した男は悪役だが、彼とは別に「イン」という権力者がいて、それが武士に命令を出してい...

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【清盛語り】家庭の理屈を政治の場に持ち込んだから変なの。

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「数字」は出し方に問題があるので世間の反応を把握しきっていない、勿体ない……と思っている。でも「他の作品は観た人」が「今回は観ていない」ことは確実。観なくなった人は「今日も観ませんでした」とはわざわざ言わないので、観たうえで「個人的にここがおかしいと思う(だから他の人も観ないんじゃないかな)」と推測することになる。で、そのおかしいところ。どんな時代でも一般に刃物を携行している人間を挑発してはいけない...

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NHK土曜ドラマスペシャル『負けて、勝つ』第1回

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日本の男は、顔で笑って心で泣くんだ。渡辺謙の吉田茂じゃ観ないわけにいかない。こっちが泣かされっぱなしです。ふつうに面白いっていい……!長回しに耐える俳優っていい……!一番大事なセリフを怒鳴らないという、ただそれだけの演技がいい……!登場人物の既成のイメージを保つことと演技力を基準にキャスティングがなされてるっていい……! 建物の外観から入る場面転換も無理がなく、大ぶりな字幕が表示されるので分かりやすい。モ...

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『平清盛』第35回「わが都、福原」

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清盛が長ゼリフ喋った!(・∀・)清盛が『フラッシュ・ゴードン』の悪役みたいだ!清盛が頼盛に「一門に迷惑かけるな」って説教しとる!(まんまと大爆笑)清盛が自分で大工仕事してるのが似合ってる!※ 出家したら髭も落としましょう。※ 家を出る際は家族に了解をとりましょう。二位の尼は意外や色っぽかったです。渡辺演出らしい緊張感と、セットをよく心得た構図、比較的すばやく小粋な切り替え、ジャジーな音楽で大人の色気も...

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1996年『トレインスポッティング』

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ヘロイン中毒の青年たちの、どーもならん青春。良い子とお食事中の方は見ちゃいけません^^;スコットランドも大変みたい。1980年代後半をイメージしており、主人公たちが遊ぶディスコ(って今いいませんな)で流れる曲が懐かしい感じです。どうも『フルモンティ』からロバート・カーライルつながりで借りたようです。一見地味なんだけど、一度観たら忘れない俳優さんのような気がします。どうも見覚えがある……と思っていたら、今回...

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『平清盛』第5回「海賊討伐」~軍議しましょう。

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急降下爆撃というのは水平に飛行していた機体を45度に傾けて突入するものだけど、搭乗員には90度の真っ逆さまに感じられるのだそうで、最初は怖いなんてものじゃない。それでも日本の航空隊員たちは「今日もやるぞ」と勇み立った。機体の故障で出撃できないときは「無念」と涙をのんだ。昔「鍛えれば全身バネになる」というCMがあったが、体の小さな日本人でも、いくらでも勇敢になれる。彼らを支えたのは「敵に背を向けない」と...

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ところで頼盛は面白かった。

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『平清盛』第35回「わが都、福原」における平頼盛。出番が久しぶりだったせいか、俳優さん自身に新鮮な熱意があふれていた。自然な勢いが感じられて良かった。「そ、そのお姿は!」「うん。出家した」「それは見れば分かりますが!」失笑(*´∀`*) あのテンポの良さはアニメでは出しにくいところ。(声優が一人ずつ順番に収録するからじゃないかだと思う)「史実の頼盛をどう考えるか」ではなく「西島隆弘としての頼盛」になっちゃ...

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【清盛語り】運動会!

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紅白騎馬戦。赤軍大将:清盛。白軍大将:義朝。すごい入れ込む応援団長:忠正。「行けえぇぇ! 清盛ぃぃぃ!」...

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土曜ドラマ『負けて、勝つ』第2回。

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鳩山さんに泣かされた。俳優:金田明夫氏は『清盛』では為義の配下:鎌田パパだった人。あっちでも泣かせてくれましたっけね。男が泣いていいのは仕事をさせてもらえない時。分かってくれる友人が(評判の悪い奴でも)たった一人だけいる時。長回しに耐える演技ができる俳優っていい。ふつうに悔しさ・悲しさを共有できるっていい。牧野伯(昭和21年には85歳)と幣原総理(当時74歳)にもまたお会いできて嬉しいです。ふつうに歳相...

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『平清盛』第36回「巨人の影」

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はじめてふつうに面白いと思った。夜になってオンデマンドにキタ━(゚∀゚)━!とキャッキャしました。意外なほど楽しみにしていたらしいです。文句いう奴ほど見ているものです。って、ちょっと。アバンタイトルにCGが!!今更どうした。そして「我ら。……平家の都をな!」途中でセリフが終わったかと思うような喋り方が治らなかったなこの俳優は(すでに過去形)ところで今のいま気づいたけどオープニングで宋剣をもって舞ってる髪の短い...

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『平清盛』第36回が面白かったわけ。

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……と、他が面白くなかったわけ。『五十の宴』のあまりのグダグダっぷりに脚本家がひそかに交替したってこともないと思うけど、ここのところ「比叡山の強訴」で素材が一貫していたわけである。三回くらい通して見てきたら面白い展開だった、溜飲の下がる形で決着がついた、というわけである。強訴の責任者である明雲と清盛が剃髪をきっかけに和解し、視聴者に「なんだ、明雲てしゃれたところがあるな」「清盛と気が合うみたい」と思...

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【清盛】怒声は特撮じゃないので暴力のナマ撮り。

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前半を再視聴した。怒鳴り声が耳につく。全体の主張は、こんな感じ↓「震災とその報道でこころ傷ついた日本全国のお茶の間へ、国営放送の威信をかけて、激しい差別とヘイト・スピーチと児童虐待、女性の顔面殴打と惨殺、強姦を実況生中継ふうにお送りいたします! 仁義なき平安ワイドショー! これを見て元気になってください♪」……無茶いうな。昼メロとワイドショーはなぜ昼にやるかっていうと学童が学校へ行っていて、いないから...

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視聴率1割は「国民の1割が観ている」じゃないのだ。

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「その時間にモニター機器につないだテレビの中で、稼働していたもののうち、そのチャンネルに合っていたものが1割」だ。モニター登録してあってもその時間には全く観ない人もいるし、面白いからチャンネルを合わせているとも限らない。「あまり静かだと寂しいから」とか、逆に「うるさ過ぎなくていいから」とか、単に「お皿を洗うあいだ子供の気をそらしておきたいから」ってことは充分にあり得る。怒鳴り声が目立つドラマは「赤...

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【清盛】大事なものを失った痛みを追体験する試み。

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暴力を描くことは癒しの過程でもある。被害状況を言語化して相対化し、心的痛みを切り離すというのはセラピーのひとつだ。(試す時は専門家の指導に従って下さい)怨霊を呼び出すことは「よほどお辛かったのですね」と手を合わせることでもある。能楽は、数百年前の有名人の霊をわざわざ呼び出し、当時の状況を語らせ、「ここで見ていて差し上げるから、思いの丈をこめて舞ってごらんなさい」とすすめるものだ。構造的に。その前提...

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男が男社会に迷惑をかけてもいい時。

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ない。「先輩たちが甲子園出場停止になっても俺はやるぜ」とか、「三千人の社員が路頭に迷っても俺はやるぜ」とか、基本的にNGだ。フィクション的には「対立グループにさらわれた妹を救出せざるを得ない」とか、「被害者救済のために内部告発をすすめられた」などの条件を与えて、主人公にすごい葛藤させる。実行する時にはまず「退部届を出す」「第三者機関が身柄を保護する」などの根回しが必要だ。ドラマなら「先輩たちが処分...

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「武士の世」と女性の時代と、これからの時代劇。

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「女性の手にフィットする」っていうと、小さくて細くて軽いものでしょう。昔の万年筆は太かった。お裁縫に使う裁ちばさみも握りの輪が大きかった。これは男性の仕立屋さんの手に合わせて金型が作られていたからじゃないかと思う。最近は女性向けDIY工具が売りだされているそうで、見たことないけど小ぶりにできているはずです。女性の存在感が認められてくると、端的にいうと女性が購買力をもつと、女性向けの商品をつくることが...

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女性の一人旅と狂い笹。

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どこでどう裏付け資料を探したらいいか分からないことを思いついたので推測のみ。網野善彦の本に図像資料を読み解くというのがあって、その中に「女性が一人で旅をする姿が描かれているが、中世の女性が一人で旅をできたのはなぜか」という問いかけがあった。先生みずから「当時は処女性に関する考え方が現在と異なり、女性は旅の途中で誰と寝てもよかった。だったら、もう何も怖いものはない」と答えていらして、「ああ、この先生...

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『平清盛』第15回「嵐の中の一門」再考。

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清盛くんが心を入れ替えて出世をめざすことにしたターニング・ポイントとなる回なんだけど、ちょっと難しい。清盛くんは神輿をΣ(゚Д゚ υ) イタ!! 本人的にはただの反抗心だが、政治的には「院のためにうるさい坊主どもを追い払ってやった」という意味をもつ。たぶん本人は分かってなかっただろう。このドラマは清盛を「せんだんは双葉より芳し」ではなく少しずつ政治家らしく成長したように描くので最初はばかでも仕方がない。ともか...

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『平清盛』第37回「殿下乗合事件」

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皆様ご覧あそばせ。今さらベスト・エピソードにございますよ。今ごろ面白い。本当に良くなった。政治やってる嬉しいな(*´∀`*)今回は今さら初登板の演出家:橋爪紳一朗氏。名は体を表すと申すべきか、まさに紳士的かつ明朗な演出でございました。なんたってBGMの少なさが素晴らしい!!わずかなセリフから垣間見える人間心理の掛け合いだけで自然に盛り上がる緊張感。時おり使われる鈴の音・琵琶の音、かすかに響く現代音楽的な...

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『負けて、勝つ』第3回。

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NHKオンデマンドで無料配信中の関連番組『負けて、勝つ ~戦後を創ったVFX』が素晴らしいのでご覧あそばせ。4分の超短編ですが戦後の街並み・厚木に到着するマッカーサー機・GHQ建物(第一生命館)の再現ぶりの素晴らしさが堪能できます。音楽も泣ける。本編は人間ドラマの硬派ぶりも好感度大ですが、日本家屋の風情・洋風の建物や調度の豪華さが目の保養であるとともに、このCGで描かれた戦後の街が「看板役者」の一...

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映画のゴッドファーザーはアンチヒーロー。

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清盛くんのイメージは「平安のゴッドファーザー」らしい。そしてアンチ・ヒーローとして描かれた男を描き直したかったらしい。ゴッドファーザーってのは本来「名付け親」にすぎないけど、その人脈による巨大な一族のボスを描いたコッポラの映画を指すなら、ありゃマフィアであって、まともなヒーローではない。子供の夢が「マフィアのボスになりたい」では困る。「レストランで食事中の対立候補の脳天をぶっぱなして天辺に立つ」が...

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あえてツッコむ忠正。

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先に行っておくと豊原功補氏は好きです。いい演技でした。忠正くんは、わがままな兄貴(忠盛)のできの悪い養子(清盛)のせいで一門がまちがった道へ引きずって行かれることを懸念している。それはそれでよい。ただし彼はそれを表現しすぎる。先走り、先頭だって騒ぐ彼自身の言動こそが一門に動揺を生む恐れを省みていない。ふつうに考えると「彼の狙いは何なのか? 分裂を狙っているのか」ってことになる。彼はしかし、兄貴の代...

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