Archive2019年01月 1/1

禁断の愛を越えて。

2010年代前半、日本のオンライン社会は、後に「二次創作BL」と呼ばれることになる特殊なアマチュア創作物の投稿が急増したことによって、その是非を問う論争を多発させていました。その中には、同性指向の男性と思しきアカウントによる「女性が書くものは禁断の愛という前提だから良くない」という批判的発言がありました。けれども、その時点で盛んに投稿サイトやブログにアップロードされ、SNSに転送され、同好者によって共...

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「同性愛は個人の自由だから、ほっといてやればいい」では足りないのです。

「実際の同性愛者というのは、こういうふうに思っている人々です」と説明すると、日本のSNSでは「同性愛は個人の自由だから、ほっといてやればいいのに」と言うアカウントさんもあります。けれども、同性婚の権利を法的に保障してくれと言い出した人々のことを「現状のまま放置」といえば、差別を継続するという意味になってしまいます。...

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生産性低いシス・ストレート男女の奇妙な論争。

2010年代前半、日本のインターネットは、後に「二次創作BL」と呼ばれることになる特殊な創作表現の話題で、炎上とも呼ばれる論争をくり返していました。その論争の中には、男性と思しきアカウントによる「化粧を覚えて結婚すれば、BLから足を洗えるよ」という、お為ごかしの忠告がありました。ここの管理人は、たいへん不思議に思いました。なぜなら、1980年代商業BLの第一人者というべき栗本薫が、その1980年代の間に編集者...

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なぜ「ホモ論争」が起きたのか?

1980年代の二次創作BL同人たちが「絶対に本物を怒らせるな。ホモという言葉を使うな。ゲイバーには顔を出すな」と申し合わせていたのは本当です。意外なようですが、最も過激だったと信じられている1980年代の二次創作BL同人というのは、ちゃんと実在LGBTに対する礼儀を守っていたのです。その約束が・礼儀が、守られ続けていれば、2010年代のSNSにおいても「ホモ論争」など起きるはずがないのです。けれども、同人の世...

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BLは女性の自己満足。ゲイを侮辱していい特権などないです。

野暮を承知で、BLを解説する時もあります。「BLは女性の自己愛表現。アイディア源は明治時代の男性文学」などと言うと、SNSでは「創作物を解説してしまうのは野暮」と言うアカウントさんもあります。けれども、野暮を承知で創作物を解説する時もあります。創作物が原因で、現実の街頭で差別事件が起きているという報告があった時です。そういう時には、頭ごなしに「差別してはいけません!」と叱ることもできます。けれども...

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「同性愛者ばかりになってしまったら国が滅ぶ」という人の深層。

標記の件につきまして、発言者が中高年である場合、いまから自分が子育てするとは、あんまり思ってないですよね。ということは、自分より年下の、いわゆる「結婚適齢期」の男女が同性愛者になってしまったら、子どもを産ませたり産んだりする人がいなくなって、国が滅ぶと言っているのです。ということは、この人は若い男女を信用していない。「あいつらは流行に従って、すぐ右往左往する」と思っているわけです。...

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あなたの目的は、なんですか?

この国には、国際法を遵守して、淡々と任務を果たす、頼もしい男たちがいます。彼らは、自分の権利を侵害している相手に対して、いきなり発砲したり、口汚く「なめんじゃねーぞゴルァ」とか怒鳴りつけたりすることなく、冷静に「あなたの目的はなんですか?」と問い続けました。だから、国民の皆さんも、例えばSNSで失礼なことをメンションして来る人がいたら、冷静に問い返しましょう。あなたの目的は、なんですか?...

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PTSDだからといって、他害していいわけではないです。

世界中の精神障がい者が、その国・地域の事情が許すかぎり、定期的に通院し、定められた処方に従って正しく服薬し、自己管理した上で、教員を含む自治体職員や民間ボランティアや家庭の保護者などと協力して、一般社会に適応する努力を続けています。日本の同人だけが、自分を甘やかしていいことにはなりません。...

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若い人々が傷つけ合わなくて済むように、道を整えたいと思います。

ここの同人論・BL論は、昭和の後始末です。出版関係各位と人権運動関係各位には、良識あるご協力を賜りたく存じます。日本のSNSにおいて、女流とゲイ漫画家の和やかな交流が観察される以上、当方はBLとゲイの平和共存は可能だと信じております。...

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先ほど少々手違いがございました。

拙ブログにお運びくださった皆様、ありがとうございます。先ほど少々手違いがございました。伏してお詫び申し上げます。新着記事は明日以降、まとまった形でお目にかけますので、いましばらくお待ちください。寒い日が続いております。流感にお気をつけ遊ばして、ご自愛してお過ごしください...

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すべての国民がLGBTになってしまうことはないです。

「同性婚を認めたら、同性愛者ばかりになってしまうから、国が滅んでしまう」というのは、同性婚に反対する人々が共有する根強い偏見ですが、根拠がないです。あるとしたら「その人自身が同性愛に転向する」ということです。だって、みんな「なってしまう」んでしょ?あなたも、あなたの配偶者も、みんな同性愛者になってしまって、いまの婚姻を解消して、それぞれに同性の相手を探しに行ってしまうんでしょ? 「ばかりになってし...

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なぜ、婚姻は両性の合意のみに基づくのか?

日本国憲法では、よく知られている通り「婚姻は両性の合意のみに基づく」と規定されています。なぜでしょうか?これは「もし、両性の合意のみに基づかなかったら?」と考えてみると分かります。...

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コミケに持って行ってはいけないもの。

「どうせオタクだから」といって、自分で自分を差別して、自分で自分を甘やかす心を、コミケ会場に持ち込んではいけません。そこは社会性が低いふりをして、ふざけるところではありません。仲間に対する礼節を尽くすところです。「そんなご大層な連中じゃないよ。コミケに対して夢を持ちすぎw」と冷笑して、自分の不適切行為を正当化しようとするなら、その心が仲間(と自分自身)に対する差別です。「なんかえらそう。むかつく。...

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本年も、同人を甘く見ないでください。

「大学で勉強しなくても、同人誌でも売れば、そこそこ食って行けるだろう」などと考えていると、好きな声優さんのコンサートに行くこともできなくなります。現時点で一番人気の同人たちよりも「絵がうまい。すごい新人が出てきた」と常連たちに思わせるようでなければ、一冊も売れないまま撤退することになるだけです。才能がないのに、他人の真似をして、刺激的な場面だけ書けば飛ぶように売れて、勘違いすることができたのは、バ...

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