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狂言師と、狂言方。

狂言師はマスメディア的な造語。正しくは能楽師・狂言方。

ですけれども、べつに前者が間違いってわけではないです。

そもそも大カテゴリとして「能楽」なわけで、その下の「子カテゴリ」として、シテ方・脇方・囃子方・狂言方という分類があるのです。

西洋式オーケストラでいえば、第一バイオリン・第二バイオリン・ビオラ・チェロ・コントラバス・金管・木管・パーカッションと。

第一バイオリン担当者を素人(観客)が「バイオリニスト」と呼んでもいいけれども、楽団の練習風景としては「第一バイオリンはこっちに来て」というふうになるでしょう。

能楽師が公演準備する時を考えてみると「狂言師の何々さんを呼ぼう」というよりは「狂言方は何々家に一任しよう」となるでしょう。(だいたい家族経営)

その狂言担当者の家から個人がテレビ出演などする時は、アナウンサーがなんて言うかというと「能楽師狂言方の野村さんです」といえばNHK的ですが、民放バラエティ的には「狂言師のマンサイさんでーーす!」というほうが「乗り」がいいわけで、これはそれぞれの事情というか、立場というか、流儀というか、そういうものですから、間違いとは言いきれない。

だから一般ファンとしては「狂言師のナントカさんが好き~~」と言っておけばいいわけで、ただし知識として「能楽師狂言方」という言い方のほうが伝統的に(または業界的に)正しいということを頭の片隅に入れておく、と。

逆にいえば、知っているからといってわざわざ言わなくてもいいし、知っているけれども言わないでいる、ということもあるのです。


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