男性文化に違和感ある人が新宿二丁目へ行くと、寂しい思いをします。

戦争映画でも、時代劇でも、カッコいい場面であればあるほど「プッ」と吹き出してしまう女性というのは時々います。

ミリタリー趣味や、それに準じた重厚な男性ファッションにも違和感があって、「引く」とか「笑える」とか言っちゃう。

女性自認が確立しているわけで、女のほうがえらい・正しい・センスがいいという女性ナルシシズムが強く、男性に対抗意識があり、そのぶん男性中心社会の中で損させられているという被害者意識もあって、その復讐心が男性ナルシシズム表現に対する笑い・厭味の形で表出されるわけです。

それが韓流が好きとか、少女歌劇が好きとか、レディコミが好きとか、BLが好きとかならいいです。

見た目に女性的な男性が活躍する創作物なら楽しく鑑賞できるし、役者・作者に失礼なことも言わないという場合は、誰よりも自分自身が救われます。

けれども、これが「ゲイなら話が合うはず」と思い込んじゃうことがあって、ゲイバーに乗り込んでしまうことがあります。でも結局は寂しい思いをするのです。

なぜなら、ゲイはあくまで男性ですから、男性的な満足を求めるわけです。日常的な話題でも、性的な話題でも。

それに対して女性がいちいち首をつっこんで「っていうか私の場合は~~」と言ってやっても彼らをシラケさせてしまうだけです。女性の体験談は彼らの参考にならないからです。

彼らは女学校の同級生じゃないのです。女装が好きともかぎりません。男として脂性肌と加齢臭に悩んでいる人には、女性の乾燥肌に優しい濃厚クリームと女性向けコロンの情報は意味がないのです。

女が一般男性に向かって女性向け化粧品の情報を提供する時ってのは「プレゼントよろしく」って意味ですが、ゲイには通用しません。

「女の機嫌を取る必要がない男」という点で、彼らはアニメ系男子と同じです。腹の底で「現実の女はウザイ。重い。逝ってよし」と思っていると思っておけばいいです。

性的な話題なら興味あると思っていた女性も、だんだん「マジで!? マジで!?」と面白がることもなくなります。聞き慣れるから。

「いいなぁ」とか「私もゲイに生まれればよかった~~」とか口を挟んでも、いちいち慰めてもらえなくなります。彼らもめんどくさいから。

逆に、BLで得た情報は、もともとゲイ雑誌からの受け売りと、女性創作家の想像にすぎないから、彼らに教えてやっても意味がない。

しかも彼ら(の一部)に人気の男性的ファッションを見て、女性が「笑える~~」とか「引く~~」とか言った日にゃ。(・∀・)カエレ

挙句に彼らは同性婚して、実家に挨拶に行くとか、老親の介護とかの話題になってしまうわけです。

最後に残るのは、モテなくて一人で飲んでるゲイ。歳を取って自嘲ぎみになった自称きたないオカマさん。でも彼らとだったら話が合うかと思うと「どうせお目々の大きなアニメキャラに会えると思ってたんでしょ」と鼻で笑われちゃうのです。

もし、彼らが本当に女心を分かるものなら「女の敵は女」ですから、彼らは女性の敵です。世界でいちばん厳しいお局様です。

まず、このくらいまではシミュレーションしておきましょう。


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