MISHA'S CASKET
misha109

好きな言葉は残侠と耽美。

「日本の時代劇は女性が活躍しないから、つまらない」

2017年10月24日
映画(2017年の記事)
韓流ファンの中高年女性の発言です。周囲の女性陣は深くうなずいていました。

当方は、時代劇というのは「日本の男はカッコいいなぁ」と思って観るもんだと思っていたもんですから、かなりビックリしました。そ、そうか。その発想はなかった……

韓流宮廷劇の魅力は華やかなお衣装と背景美術と、ヒロインの活躍。テレビ放映されたものですし、女性を不快にする表現(端的には女性が性的暴力を受ける場面)も少ないのだろうと思われます。

創作物の多くが男性目線で作られており、女性にとって違和感がある。

これを指摘したフェミニズム批評は、なにも一部の女性が信奉する無根拠な新興宗教とかいうわけではなく、多くの女性が無意識的に感じていたことの言語化であり、功績は大きいのです。

だからこそ、それによってかえってトラブルが起きるのは残念だと思う当方は、藤純子演じる女侠の美しさとカッコよさと優しさに惚れ惚れしながら「鶴田の活躍も観られるからお買い得」とか思っている今日この頃でございます。

なお、男性的時代劇の最高傑作は(今んとこ)千恵蔵主演『十三人の刺客』(1963年12月、工藤栄一監督、東映京都)だと思っております。ただし、序盤に女性には失礼な場面があります。
関連記事
スポンサーサイト



気に入ったらシェア!

misha109
この記事を書いた人: misha109
冷静に通読できる大人の読者様を想定しています。「若い人」に直接呼びかける文章は、18歳以上のヤングアダルト対象です。高校生は受験・就活を最優先してください。

映画などの鑑賞記冒頭の色つき文字は、作品中の台詞・歌詞からの引用です。取り上げる作品は暴力・エロスなど特殊な要素を含んでいることもあります。

同人論の基調は「二次創作の責任を二十四年組に押しつけるな」、BL論の基調は「実在LGBTに甘えるな」です。

いずれの分野からも、偏見と差別と自虐がなくなるといいと思っております。

記事は時々予告なく改訂・分割・移動・削除しております。保存は個人的閲覧の範囲で、お早めに御随意に。

リンク、ブックマーク等も、オンライン常識としてご自由です。転載・改変利用は固くお断り申し上げます。