精神分析は無用だが母親のトラウマはあるって、なんですか?

それは平和の鳩が飛んでるSNS。ときどき仁義なき「BLvs.ゲイ抗争」が起きるところ。

「同人はフェミとは別。精神分析は無用。決めつけられたくない」とメンションして来た中年女性アカウントがありました。

「同人さんが迷惑すると思いますよ」という形ではなく、決めつけられたくないという被害者意識を表明している以上、本人に「我こそは同人」という自覚があるわけです。

【予想外】

当方では「母親と葛藤した少女だけが排他的に二次創作BLを選択するというのが昔のフェミニストの見解だが、それはどうなのか」という話の途中。

他コミュニティとのトラブル軽減のためには、女性には弱者特権があるなどと思わないほうがいいんじゃないかという問題提起の途中。つまり、今まさに同人と精神分析は別という話をしていたところ。

引用の途中で引用元に言うべきクレームを押しつけられても困るわけですが、まぁこっちの言い方が悪かったのかもしれない。(戦術の練り直しだ)

と思っていると、本人が「私は母親がトラウマになっているので、リビドーが口唇愛期に固着しているから、異性に噛みつく」と言い出してしまったのでした。

えーと…。どう判断したらいいのかな?

同人に精神分析は必要ないが、トラウマはあるですと???

と思っているうちに、本人が「私のような女はノンセクという種類のセクマイだからゲイと弱者の連帯できる」と言い出して、新宿二丁目方面へ突出してしまい、すっかり連帯できたつもりで若者に粘着した挙句に「心配してやったのに!」と怒鳴りつけたかと思ったら「自分で母親のトラウマを克服した!」と叫んだのでした。

展開が早いのです。フットワークが軽すぎるのです。なにが恐ろしいって「押しつけられたくない」と言っている本人が、自分では他人に好意を押しつけていることなのです。

自分からトラウマ原因論を持ち出しておいて、自分でその旗を降ろしたんだから自己完結なんですが、その間に被害者を出したわけです。怒鳴るということは暴力です。

【連想術】

こちらは精神分析ともトラウマともリビドーとも申しておりません。

本人が、他人の話を勝手に要約して「そんなの精神分析じゃん!」と、うまいこと言った気分になって、そこから連想が始まっちゃったのです。

決めつけられたくないと言っている本人が、他人の話を最後まで聞かずに決めつけて、自分の落ちる罠にしてしまったのです。

当方と致しましては、まさか21世紀の世の中で、フロイトを批判的に引用するという学術論文ならともかく、素人が日常会話の場でリビドーだの口唇愛期だのという言葉を使うとは思っていませんでした。

ただし、ジョークの可能性はありますね。オヤジギャグの一種。「俺は口唇愛期だからタバコがやめられない」とか「チューさせて」みたいな、男性客がホステスさん相手にふざけるような感じ。

そういうことなら「言ってやる」というのも野暮だよな……と思って見ていたんですが、なまじLGBTフォロワーがついて、本人がエスカレートしている。

本人の他の発言を参照すると、どうも常に短絡的かつ要約的なのです。「ようするに何々に決まってる。もう分かった。そのくらい簡単」という思い込みで行動を決めてしまう。「同人やっていた」という件にしても、ゲイと弱者の連帯できるという件にしても。

で、後で困って、言い逃れしようとするから、もっと困ったことになるのです。

それがアダルトチルドレンを称するなら、言いえて妙なんですが、自覚があるなら放置していいことではないのです。


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