BLしか読めない人が試してみるべきこと。

Misha

「私はノンセクシュアルだから男性の下半身が怖いので性的な二次創作BLしか読み書きできない」という意味不明な自己申告。

これには、ひと昔前のフェミニストが主張した「母親に感情移入できず、おとなの女性のロールモデル取得に失敗した少女が逃避的に男性同性愛に感情移入するので、BLしか読み書きできなくなる」という説が反映しています。

当方は、はばかりながら、この説に真っ向から刃向かうものです。

正確にいうと、前時代的な婦徳に新時代の少女が抵抗するのは当然だが、女性自認がなくなるとか育たないとかいうわけではない、とするものです。

旧弊な母親とはちがうニュータイプの女性に成長したが、そのニュータイプ女性とは「NLもBLも読んじゃう」ということがあり得るのです。

あり得ると申しますか、もともと少女向け商業誌に少女漫画と一緒に美少年ものが連載されて、それによって全国の少女が「目覚めた」ことから始まってるんだから、それが当たり前なのです。

「1980年代の白泉社『花とゆめ』の話をしろ」というリクエストを受けたこともあるんですが、酒井美羽『ミルクタイムにささやいて』と美内すずえ『ガラスの仮面』と魔夜峰央『パタリロ!』をひと息に読むのが当たり前だったのです。(漫画家どうしの仲が良かったので互いの作品に顔を出すなんて楽屋落ちもありましたしね)

そもそも創作物であり、漫画なんですから、そんなに気にすることじゃないのです。絵柄が可愛くて乗りがよければ読めてしまうはずのものなのです。

こんなことは、いまさらわざわざ言うまでもないことなんですが、たま~~に自分を「BLしか読めない」といって悲劇ぶってる人もいるので、それはかなり特殊な例ですという注意です。

特殊な例の場合、じゃあどうしたいのか? が次の問題になります。

「本当はNLも読んでみたい」というなら読めばいいだけのことだし、トラウマを克服したほうがいいと思うなら、しかるべき病院に行って、トラウマがフラッシュバックした場合に飲むお薬を頂くとか、方法はいくつかあるでしょう。

「べつに漫画なんか読んでみなくてもいい」というなら読まなきゃいいだけのことで、スポーツでもお料理でも、ほかの趣味で人気者になることもできるでしょう。

「NLしか読まない人に差別される」というなら「イジメないでください」というのが第一です。(「BLしか読まない人、リツイート。」)

「ほかの人がNLもBLも読めると言ってるのが自分に対する当てつけみたいで、威張ってるみたいで、ばかにされてるみたいで、しゃくにさわる。ムカつく。イライラする。キーーッ!」という場合は、別の種類のお薬をもらいに行ったほうがいいかもしれません。

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Posted byMisha