二次創作同人根性のまま転職しても、うまく行かない。

他人に向かって「自分自身を客観視して、落ち着いた心で暮らしましょう」と教える者。

他人に向かって「スマホに向かって長時間うなだれていると脳が不活性化して、うつ病みたいになりますよ」と教える者。

もし(もしですよ)、それがSNS依存におちいって、毎晩リツイートに目を凝らし、相手構わず挨拶もなく怒鳴りつけたり厭味を言ったりするというパワークレーマーになっていたら?

自己啓発の本業がうまく行っていないと考えることができます。癒されたというクチコミによってお客さんがどんどん増えるというふうになっていない。では、なぜうまくいかないのか?

宣伝が足りないとか立地条件とかいろいろあり得ますが、当方の心当たりは以下の要素です。

セラピーと称する対話に使用するテキストが英語の直訳であって、日本人の生活・心理を反映していないから、被術者が「質問の意味が分かりません」というのです。施術者はなぜそう言われるのか分からない。

学歴は高いようでも、テキストを批判的に読むという習慣が身についていないのです。

人間の発想も論理展開も、母語と民族固有の文化に規定されているものですが、そのことの理解がない。だから「あ、これはキリスト教徒特有の発想だ」といった気づきがない。

その「読みが浅い」ということが、まさに二次創作同人活動に直結してしまうのです。

同人活動を単純化して「原作を無視して性的な場面さえ書けば、すぐお小遣いになるのよ」と皮算用してしまう心性。「それ以外はあり得ない」といって、他人を笑いものにしたり、怒ったりしちゃう心性。

それは「私の方法はカウンセリングではなくセラピーだから精神分析は要らないのよw」と言っちゃう心性と同じなのです。


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